あなたの朝食は何ですか?
一日の始まり、しっかりと元気の源を蓄えるべし!
ごはんにお味噌汁、納豆、鮭!の和食スタイル、
トーストとコーヒーの良い香りで一日をスタート、
又、最近はグラノーラを朝食に取り入れる人も増えてきているようですね。
さて、ドイツの朝食事情はというと・・・
コーヒーのみで済ます人もいれば、
こんがりとオーブンで焼いたパンに
チーズ、ハムやジャムをのせて食べる人、
スムージーやヨーグルトで軽く満たす人、などなど。。
そして、忘れてはならない
子供にも大人にも愛される代表的な朝食といえば・・・
『Müsli』です!
ミューズリーというと、最近日本のスーパーでも
輸入品として並んでいますね♪
甘くてザクザクとした触感のグラノーラは
はちみつなどの糖分や植物性油脂が加えられたオーツがオーブンで焼かれるのに対し、
ミューズリーは未加熱の原料オーツをナッツやドライフルーツと混ぜて食べます。
オーツというと、『オートミール/ポリッジ』でも知られる
白いふさふさとした穀物。
日本語ではオーツ麦・えん麦などと呼ばれています。
栄養素を豊富に含んでおり、中でも食物繊維の割合が高く
GI値が低いため、お腹持ちが良く、腸内環境を整えてくれ、
とっても体に良いのです。
オートミールの場合は、ミルクやお湯で数分煮て、
味付けをし、温かいおかゆのようにして食べますが、
『Müsli』の場合は冷たいミルクに浸して食べるのが主流。
(ヨーグルトやオレンジジュースなどをかけて食べる人も。)
見た目は・・・
これ、にわとりの餌でしょ!!
っとつっこみたくなりますが。。。。
そこは目をつむって、と。
スーパーフード、ミューズリー。
歴史はさかのぼること120年前・・・・
あるスイス人医師が、生の果実と野菜が療養には必須だと考え、
自身の患者のためにミューズリーを考案されたそうです。(Wikipediaによる)
元来、軽い夕食として食べられることが多かったとのこと。
スーパーのミューズリーコーナー。
バリエーションが非常に多く、
まさにドイツの国民愛用食であることを感じさせます。
お値段はピンからキリまで、
お安いものだと1kgで1.20€ほどからスタートし、
無添加のBIOブランドだと、
中には1kg未満であっても6€ほどするものも
毎日食べるものだからこそ、
体に良いものを、お財布に負担のない形で続けていきたい。。
そこでおすすめなのが
セルフアレンジミューズリーです♪
すでにミックスされたものではなく、
オーツ麦を単体で、そして自分の好きなフルーツ(バナナ、ベリー)や
ドライフルーツ(レーズンやプルーン)、ナッツや種子類を
それぞれ購入し、食べる際に自分でミックスするというもの。
購入時は結構な費用になりますが、
トッピング材料が長く持つので、
あとはオーツ麦を定期的に買うだけ。
長期的にみて、お財布に優しいと思います
日本で購入する際も
オーツ自体は国産で販売されていますし、
あとはお好きなトッピング材料とミルクを揃えるだけで完成です♪
ぜひ、あなただけのオリジナル・ヘルシーミューズリーで
気持ちの良い一日のスタートを♪
☆☆☆今日のドイツ語☆☆☆
ドイツでオーツを買う場合、
通常、2タイプ並んでいます。
①Vollkornタイプ
②Zartタイプ
①のVollkornは
Voll=Whole →全体の
Korn=Grain →穀物
オーツまるまるタイプ。
②のZartはFine, Tender, Soft
オーツが細かくなり、フワッとした状態に。
FlockenはFlakes→フレーク(薄片状?)
①タイプはガツガツ食べ応えのある感じ。
②タイプはミルクにしみこみやすく、やわらか~い食感です。