徳島編はだいぶ東まで来ました。

ご紹介するのは切幡寺です。

 

切幡寺

訪問年月日:2020年11月3日

所在地:徳島県阿波市市場町切幡

私のアクセス方法:JR徳島線「阿波川島駅」から徒歩2時間弱(約7km)

棟数:重要文化財建造物1棟

 

切幡寺は四国八十八か所の第10番札所で、嵯峨天皇の勅願によって創建された寺院です。寺号は弘法大師空海がこの辺りを訪れていた時、僧衣の直すために機織をする人から布をもらったことに由来するそうです。

 

最寄りの鉄道駅は阿波川島駅ですが、歩くと結構遠いです。お遍路のお寺ですので、駐車場は整備されていました。

 

 

重要文化財建造物 1棟

①大塔

築年数:405年(1618年 江戸時代)

 

本堂から少し奥に入ったところにある二重塔婆です。もともとは徳川家康の命により、豊臣秀吉・秀頼親子の菩提を弔うため、大阪の新羅寺に建てられたもので、明治時代に移築されて現在に至ります。

 

 

 

本堂になります。大塔の本尊だった大日如来が祀られています。

 

お寺の最初の入り口、仁王門です。仁王門近くに1つ目の駐車場があり、さらに上にも駐車場があるようです。(上の駐車場までの道は狭いようです)

 

いくつか階段を上って本堂にたどり着きます。

 

 

お遍路だと、本堂と大師堂をお参りすることが多いですが、ゆっくりすることでこういった素晴らしい建築を見逃さずに済むかもしれませんね。

 

 

次回は南東にワープし、その後は北上していきます。

徳島編はまだしばらく続きます。