高知編は南国市から北上し、大豊町に入りました。
今回は豊楽寺をご紹介します。
旧立川番所
訪問年月日:2021年11月28日
所在地:高知県長岡郡大豊町立川下名28−1
私のアクセス方法:R32→R439→r5
棟数:重要文化財建造物1棟
「たじかわ」と読みます。
国道32号からR439を本山方面に少し進み、右折して県道5号へ入ります。高知道の大豊ICからも同様です。県道5号を進むと看板があるので、それに従って急坂&カーブを過ぎると駐車場があります。
外観はいつでも見られますが、内部公開は日曜日の9時から17時までで、有料となっています。(200円くらいだったと思います。)
現在の県道5号に相当する旧土佐北街道の国境にあった番所で、6代藩主以降の土佐藩の参勤交代に使われたルートでもあったため、格式の高い建物が造られたようです。
重要文化財建造物 1棟
①書院
築年数:225年(1797年 江戸時代)
寄棟造の建物に大きな玄関が張り出した構造になっており、屋根全体は茅葺です。一時期は個人経営の旅館としても使用されていたようです。
内部は畳敷きです。
梯子を上って屋根の構造を見せていただきました。
香川・愛媛に出る最短のルート上にあり、今も番所のすぐ近くを高知自動車道が通っています。土佐北街道はこの後難所の笹ヶ峰峠を通り、新宮、馬立を過ぎて川之江に至ります。高知道でも笹ヶ峰トンネルという4キロ以上ある長いトンネルになっており、文明の発展を実感できます。
次回は再び海側に戻り、東へ進みます。高知編も終わりが見えてきました。