カンボジアでの生活の中で 「家族」 というものを常に考えさせられた。
それはカンボジア人が当たり前のように家族を大事に思っているから。
久しぶりに会った父親は、カンボジアに住むと決めた私の事を
カンボジアで結婚するという妄想の世界にはいってしまったようで
本気で私がカンボジア人と結婚すると思っていたらしい。
「お前が結婚するのかと思って今日あわてて50万円おろしてきた」
???
本気で笑った。
ねえ、お父さん、私そんな簡単に結婚しちゃっていいんでしょうか?
うん、いいんだろう。きっと。うちの父親は。。。。(笑)
母親も相変わらずだった。
「責任」
自由であるかわりに自分の責任は全て自分でとりなさい。
私がカンボジアに戻るときに、一緒に遊びについてこようと本気でしていた。
まださぁ、アパートも決めてないからちょっと待っててよ。
うちの家族は皆個性が強くって、誰も相手に合わせようとしない。
私以外皆B型だしさ。
いつもお互い好き勝手なことばかり言っている。
それが「仲が悪い」と思っていたこともった。
だけど、今回の帰国でそうじゃないんだって事がよく分かった。
まとまってないけれど、まとまろうともしていないけど、
それぞれ離れていても、みな家族の事を思いあっていることが分かった。
まとまることが家族のよさじゃないって事に気づいた。
私のやろうとしている事に反対しない、むしろ応援してくれる、私はそんな家族をもって幸せだなって思います。
家族に会えただけで今回戻ってきて良かったなってそう思う。
年をとるのって楽しい。分からなかった事がどんどん分かってくる。
最近よくそんな事を思います。