実家の片付け(シニアのサポート) | 家を片づけて自分らしく暮らしたい人へ

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思考の整理からはじめる、心地よい空間つくり

 

静岡のライフオーガナイザーⓇ 浦田友惠です

 

ご自宅・個人事務所・ショップバックヤードなどのお片付けをしています。

初めての方は、プロフィールを覗いてみてください。

 

  実家の父と母が部屋を別々にしてから数年が経ったのですが、それぞれ快適な空間を作ったつもりが年齢の経過とともに使いづらくなってきたようです。

 

オーガナイザー資格を取得した私にサポートを依頼してきました。

姉夫婦と同居の両親なので、静岡ではよくあることですが少し広めの敷地に任せてものが溢れている状態でした。

 

この整理整頓でコンパクトに楽に暮らしたいを実現することを目標に父が忍耐強く頑張ってくれました。

 

シニアが自分のことを自分で出来るようになる空間(収納)は健康寿命を手に入れることにもつながります。

その一部を私のカンファレンス熱が暖かいうちにまとめてみました。
 

 

■ストレスを取り除く。

■思考の整理・動作の認識からイメージする。

■収納用品を購入する前にモノの整理を終わらせる。

■なぜこうしたのか腑に落ちた整頓にする。

 

■AFTER:寝室の書斎の部分です。大好きな書道の道具や地域の老人会で配布する書類をPCで作成出来るようにシニア仕様にオーガナイズしました。

 

■寝室:書斎とベットとクローゼットがコンパクトにまとまって、モノが片付いた部屋は転倒する危険も回避できるので安心安全です。

 

では、どうやって今の暮らしに最適になるようオーガナイズしたのか高齢の父の奮闘をご紹介します。

 

 

■ストレスだらけの部屋の仕組みを取り除くことから始める!

 

カンファレンスでも講師の方々が解説してくれた通りですが、人は日々の生活で自分の行動を管理していく必要があります。

自分で自分のことを大切にすることは何より優先的にやった方がいい。

 

 

 

でも変化していく日常を更新するのは年齢を重ねるごとに大変な作業になっていきます。

私の父も例外ではなく加齢に伴った身体の状態と、生活空間にギャップがでてきました。

 

父は前職で人とのつながりが多くお祝いに頂いた机をとても大事にしていました。

書道は師範の腕前で仕事の傍らプライベートでは自分に向き合う書の時間とそのつながりをとても大切にしていました。

父の当たり前は正座して大好きな時間を過ごすことだったのですが…。

 

ご覧の通り身体が正座をすることにNOと言っているのに、形だけをいつまでも残してしまいました。

結局机には荷物が積まれるようになり、しゃがめないのでバックなどをポンと置きっぱなしにするようになってしまいました。

 

 

■正座をしてデスクワークや書道をしていた過去の状態です。膝やふくらはぎなど足の調子が良くないのに大好きで思い入れのある机を使い続けていました。

 

 

 

■思考の整理・動作の認識からじっくりと新しい生活をイメージします!

 

この写真父をいじめているのではありません(笑)

『思考の整理』をしてもらっています。

日々の生活に追われてこんな時間を取ることは無いし、また加齢で思い出すことも時間がかかります。

私だって「昨日なに食べた?」って聞かれてとっさに思い出せないなんてありますから高齢者はなおさらです。

 

そこを出来るだけ簡潔に必要なことを効率よく振り返ります。

 

動作に関しても何気なくやっている行動がやり易いのかどうやったらストレスなく動けるのかをゆっくりと確認してもらいました。

 

■ヒアリングシートで自分の生活を充分振り返ってから実際の作業に入ることが大切。とても効率的でしかもリバウンドし難い整理整頓ができます。日々の習慣だからというだけで使い難い収納や大変な動作を続ける必要はないことに気づいたようです。

 

 

 

■収納用品を購入する前にモノの整理をしっかりと終わらせました。

 

ウォーキング・通院・老人会・グランドゴルフ・習い事・買い物など外に出かける時に必要なモノを一か所に全てまとめました。

収納用品を購入する前にどこにモノを配置するのか実際に置いてみて使い勝手をイメージします。

 

収納用品の購入は整理がちゃんと終わってから選ぶことをお勧めしました。

 

実は収納ボックスは軽くて丈夫な「Nインボックス(ニトリ)」を提案したのですが素材に違和感があったようです。右左脳の父は見た目も大事にするので本人が納得する木製の「ボックスナチュラルウッド(ニトリ)」を購入しました。毎日ずっと眺める家具やインテリアは違和感があるとストレスになるので変更して正解でした。

予算もありますので見える収納と見えない収納のメリハリをしっかりつける提案にしました。

 

また書道の道具は使用頻度の少ないモノを下にまとめました。取っ手のついたボックスは2アクションになりますが安全に重たいモノを取り出すことが出来ます。

 

 

■収納家具や収納用品は購入する前に視覚的にイメージしてもらうことで誤解を少なくします。素材や色デザインは写真で、配置する場所や高さなど全体の把握は図面で確認してもらいます。

 

 

■WICの箪笥の上に積まれていたモノは取り出す時も災害時にも危険なことを伝えて置くことを止めることにしました。

引出しの配置は慣れるまでラベルを大きく張付けて“出すしまうの習慣”を簡単にしてあります。

使い難い収納家具を止めてワゴンを設置しました。滑車がついているので掃除や身支度の時に移動が楽に出来ます。

 

 

 

 

 
 
■なぜこうしたのか腑に落ちた整頓は日々の行動を快適にしてくれます。

 

『思考の整理』をしてから本人がやりたい事・やらなければならない事・ストレスに感じていることを理解して勧めた整理整頓はリバウンドも少なくて動線も楽になっています。

 

本当に腑に落ちたヒアリングを受けた後は片付けの出来上がりが違います。

 

本人が自分のために答えを出した空間で生活することのメリットは大きいと感じます。

意識してやりたいことをイメージする思考は本人の健康な生活を維持するのにとても有効です。

 

出来る範囲で日々を心地良く生活することを誰でも手に入れるようになってほしいと思っています。

 

 

■PCラックを設置してモノをほとんど動かさなくても連絡文書を作成・印刷することが出来ます。老人会に参加するのも更に楽しくなりコミュニティを継続的に持てることは健康寿命にもいい影響がありそうです。

 

シニアを介護することは決して楽なことではありません。ですがそうなる前に出来ることも色々ありますし本格的に介護生活に入ってからも空間を整えることでまだまだ本人がやれることを保つことは出来そうです。

 

カンファレンスで色んな事例を見聞きして更にライフオーガナイズの活用をお伝えしていきたいと思いました。

 

 

 

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