プロの自覚はどこへ。 | 書き散らかしノート

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書きたい時に書きたいことだけ書きます。

ウェブ広告画像制作をしていて、最も多い感想が、実は

 

「感動しました」

 

だったりする。これは昨日も言われたし、言われるとすごく嬉しい。

デザインに関しては私は20年以上やってるので、一応自分でプロの認識はある。

 

ところが、これがテキスト関連の仕事になると、どうも落ち着かない。

昨日も260字くらいのミニストーリーを納品して、「さすがプロ」と言って頂けたけれど、

どうにも居心地の悪さを感じてしまう。というのも、私は普段から文章は山ほど書いているけれど、大半はプライベートのものだったりするから。もちろん仕事もこなしてるけど、デザインほど基礎を学んだ自覚がないので、プロと言われるとどうもこそばゆくなってしまう。「はい、プロです」とどうも素直に思えない。でもなあ、だめよね。今からでも、勉強しなおせばいいんだろうか?

私の守備範囲はせいぜい1000文字が精一杯で、本当は500文字くらいまでにしたいくらいだし、もっと言うなら、キャッチコピーに仕事を限定することもよく頭をよぎる。なぜなら、圧倒的に楽で慣れているから。私はキャッチコピーなら1時間あれば20案は作れる。だから、これに限定すればプロと言ってもいいと思う。

守備範囲を限定するって大事よねとしみじとみ思う。それでも、長文を受けてしまうのは、やってて楽しいからだと思う。たぶん、ちょっとだけ負荷がかかるくらいが一番仕事って楽しいんだと思う。