ひとり息子 現在7才
彼の記憶に病のない私は存在しません
ガラガラ声で
体中傷だらけで
すぐに疲れて
持続的に何も持てない
定期的に病院へ行く母
たまにふと見せる行動で
彼の病に対する考え方が見え隠れする時がある
例えば嗄声(ガラガラロボ声)に対して
息子は
メンタルが強いのか
美的センスがずれているのか
どちらにせよ
声のせいで嫌な気持ちにさせてしまうかもと
不安を抱いていた
私の心は息子の言葉に救われました
他にも
最近は力や体力も付いてきて
頼れる存在になってしまいました
母的には
成長が喜ばしく思う半分
まだまだ小さな僕でいて欲しいと
ちょっぴりセンチメンタル
まぁ大体は
激おこママンを召喚する率高め
そんな息子には毎日することが
1つあります
この瞬間が
日々の中で1番好きな時間です
この習慣を息子が始めた時に
『ぴなたは母が病気なのはわかってるの?』
と聞いたことがありました
息子は
きょんちゃんは病気だけど
母と仲良ししたくて出てきちゃったんでしょ?
だからずっと抱っこだから
母は疲れちゃうでしょ?
それに
母は女の子だし
力なくなっちゃうのは
だそうです
だいぶ違うけどいいかぁー笑
息子にとって
ガラガラ声は
スペシャルの証
特別が大好物なお年頃らしい発想
傷だらけの体は
模様があっていい
アニメのヒーロー達の様でカッコいいそうです
すぐに疲れるのは
ずっと抱っこしてるから当たり前
胸腺腫をずっと抱っこして連れ歩いてると
思っているみたいです
力が入らなくなるなるのは
女の子だから
男がムキムキなのは持つ為だそうです
定期通院するのは
きょんちゃんとのお話
仲良くするにはお話と
時々プレゼント(治療)をしなきゃダメ
こんなに
ポジティブに考えてくれていて
母は幸せものです
素敵な男性に成長するまで
母は絶対に死ねないと改めて
決意
やっぱり長生きは必須なようです