私は基本的に
病気である事を言いたくない
言わなきゃダメな時(別の病院にかかる時など)も
本当は言いたくない
はっきりとした理由はないけど
口に出すと伸し掛かると言うか
私の中で病気が優位に立つ気がするのと
多分どこかで
認めたくないって思ってるからだと
自己分析
受け入れて理解してても深層心理が言っている感じ
なので
両親に言う時は結構な決心が
必要でした
当時の私は告知されたばかりで
まだ頭と心がバラバラの不安定状態
『死』を間近に感じてナーバスになってる
+
病気って言いたくない
それだけで感情はもう
ぐっちゃぐちゃ
病気は体もだけどメンタルにくるー💦
最初に伝えたのは
私の母
手術前の
治療入院中の息子のヘルプを
お願いする為に電話
決心したら私は結構強いので
難病になっちゃって
手術もする事になっちゃった☆
と明るめに報告
一瞬の沈黙はあったけど
私の母はとっても明るく
なんとかなる精神の持ち主
返ってきた言葉は
『えっ?私の子が病気に負けるわけないでしょ?』
と、強気
拍子抜けしてしまいましたが
根拠は無くても
そう言ってくれる人がいると
何だか大丈夫な気がしてくる不思議
私のポジティブは母からの
贈り物なのかも?とも思いました
なってしまったら、なんとかするし、なんとかなる!笑
次に
夫の母
物凄く気遣いの人なので
出来れば言いたくなかった人の1人
そんな訳にはいかないのが家族💦
案の定
報告した時は超絶重い空気が漂いました
お義母さんは少しネガティブ思考
いつでもまず最悪を想定して
それを回避する方法を探すタイプです
でも私の病気は医師でも難解
私達では回避策ゼーロー
なのでいつもに増して
めちゃくちゃ心配してくれました
お守りやら体にいいと聞いたものを
どっちゃり
奥ゆかしいゆえ
病状を聞きたいけど聞出せないお義母さん
空気を察して
こっちから話はじめると喜びます
励ましてくれたり、心配してくれることは
とても有難いし嬉しいけど
健康だったら
こんな思いさせなくて済んだのになぁと
思ってしまうのは
罹患者の悲しき性なのかと
たまにため息です
手術前までに自分で話したのは
お互いの両親だけ
私はそれ以上言うつもりはなかったけど
母達は黙っていられませんでした
母は兄妹、親戚に
お義母さんは兄妹、お友達に
私の知らないところで
告知しまくり
兄妹、親戚から
『難病なんでしょ?』 『可哀想に』
『胸腺腫ってなに?』『手術、大丈夫なの?』
LINE、電話、訪問の嵐
私の家系は基本健康で
大病をわずらった人がいないので
まぁ言われる言われる
仕方ないかー笑
会いに来てくれた涙ぐむ伯父さんを見て
泣きたいのはこっちだよーとは思ったけど
←嫌なヤツ
今思えば心配してもらえる事は
有難いと素直に思います
みんなからの連絡の後
『なんで皆に言っちゃったのー?』と
プンプンしたのが
今では懐かしい想い出です
そんな
おしゃべりな母達だけど
困った時には支えてくれて助けてくれる
スーパー尊敬している母達の事が
私は大好きです