前回までの私☆
術後経過の受診で、癌ではなく
『胸腺腫タイプB2』と確定したけど
フォロー診察20年=一生通院と宣告された私
モヤモヤしながら過ごした術後1か月目
なにやら体に異変が?!
行ってみよー
術後1ヶ月後の9月
私は動けなくなっていました
一気に悪くなったのは動けなくなる3日前
最初は疲れやすくなったなぁと
思う位であまり気にしていなかった
それからどんどん眼瞼下垂が出始め
メスチノンを飲んでも1日中複視がある
どんどん座っているのもツラくなってきて
1日中横になっていました
息子のオムツ交換やご飯の支度の為に
体を起こしたり、歩いたりすると
苦しくて仕方がない
でも少し横になって休むと苦しさは落ち着く
『私の体どうなっちゃってるんだろう』
不安になりながらも
3日後が脳神経内科の外来受診だったので
その時に診てもらえばと甘く考えていました
受診日前々日
夜お風呂に入ると髪を洗ってる腕が
勝手に下がってくる
力が入らないし息苦しい
ヤバイと思って
必死になってお風呂から上がり
髪も乾かさず部屋に戻ると
異様な様子の私に夫が駆け寄ってきた
『どうした?!』
『苦しい?息できてる?!』
私は返事も出来ずそのままソファーに
倒れ込みました
フルマラソンを走った後ってこんな感じなのかと
思うような苦しさと体の脱力感
『本当にヤバイかもしれない』
本気で思ったのはこの時でした
しばらく休むと息も落ち着ついたので
夫に最近の体調を話しました
『明日病院行こう』
『受診日待ってないで、ちゃんと診てもらわないと』
私は黙ってうなずきました
多分手術の影響ではない
重症筋無力症の悪化が原因
自分でもわかってました
重症筋無力症と確定する前もこんな症状はなかった
手術したらよくなるんじゃなかったっけ?
ヤバいと思ったときには
子供を連れて無事病院にたどり着ける自信がなく
足踏みをしている間に
ここまで悪化した
完全に自分の判断ミス
重症筋無力症をきちんと理解していなかったし
勝手な思い込みと甘い考えが招いたことです
次の日は日曜日だったので
救急外来で診てもらうことに
この時はもう、何かにつかまらなければ
歩けなくなっていました
待合で待っている間
看護師さんに受診内容説明と
血中酸素、血圧、体温を計ったけど
どれも通常の数値
診察に呼ばれると先生は
『苦しいんですよね?』
『はい』
えっ?ウソだと思われてます?
こんなに苦しいのに?
『今何か出来る処置とかはないですかね』
『明日外来で主治医にご相談下さい』
そう言われて帰らされました
私は免疫抑制剤を止めたのが原因ではないか?
今日処方してもえないか?と
聞いてみましたが
返ってくる言葉は一緒でした
『明日、主治医に』
夫は主治医じゃないと
こんなに先生の態度が変わるのか!?
とご立腹
明日外来一緒に行く!っと
めっちゃキレてました
私はと言うと
自業自得感が否めないので
『まぁそうですよね』
って感じでした
次の日
診察を受け主治医の最初の一言は
『今から入院しましょう』
でした