『空間の通訳者』のたかはしです
暇つぶし散歩での1枚

LEICA APO-Summicron-M f2/35mm ASPH.
今回、気になったのは陽射しです
真夏の散歩していると
厚い樹冠の隙間をこぼれた光が
林の床にまるでスポットライトのような
楕円を描き出していました
周囲の影を際立たせる強いコントラストは
林の中に静かな舞台を用意し
揺れる葉の影が即興のダンスを踊ります
ざらりとした幹の質感も光に触れ
生命の脈動を感じさせる色合いに変化耳を澄ますと
遠くのセミの声が陰影のリズムに重なり
五感がゆっくり解凍されるようでした
木々からの陽射し眺めながらの
散歩となりました