『空間の通訳者』のたかはしです
暇つぶし散歩での1枚

LEICA SUMMILUX-M f1.4/35mm ASPH.
今回、気になったのは雨建物越しの代々木体育館です
イベントビルの廊下から大きなガラス越しに覗くと
丹下健三設計の代々木体育館が遠景に浮かんでいました
波打つ吊り屋根と斜めに伸びるマストは
都市の喧噪を背にしてもなお動きを感じさせる彫刻のようです
窓枠が額縁となり
列車の線路や歩道橋の水平線と対比して
建築の曲線が際立ちます
現代のフレームで切り取ることで
1964年のオリンピックレガシーが
新たな物語を纏っているように思えました
ガラス越しに時間を重ねた散歩となりました