『空間の通訳者』のたかはしです
暇つぶし散歩での1枚

LEICA SUMMILUX-M f1.4/35mm ASPH.
今回、気になったのは雨上がりの苔です
雨上がりの散歩をしていると
石垣の縁にじっと息づく苔が
陽光を受けて輝いていました
水滴を含んだ苔はまるで小さな森のようで
低い視点で覗くと起伏に富んだ緑の大地が広がります
木漏れ日が差すたびに苔の表面で光が揺らぎ
雨粒が小さなレンズとなって周囲を反射する様子は
都会の喧騒を忘れさせる静かな美しさでした
足元に広がるミクロの景色に心を澄ませると
日常の中にも豊かな自然のドラマが
潜んでいることを再認識できます
雨上がりの苔を見つめながらの
気づき散歩となりました