『空間の通訳者』のたかはしです
暇つぶし散歩での1枚
Apple iPhone14Pro.
今回、気になったのは街角のボックスです
散歩していると時間の層が刻まれた
ボックスがありました
街灯などを管理を担うボックスは
日常ではあまり意識されることのない存在です
無数のステッカーや落書きが施され
長い年月を経てか斜めとなり
独自の表情を持つようになっていました
街の一部でありながら
この変化が重なっていくことで
どこか個性を宿しているのが
面白いところです
誰かのいたずら書きが
いつしかアートとしての味わいを生み出て
街の風景に溶け込んでいるようにも見えます
時に無機質なものが
人の手や時間の経過によって
新しい価値を持つこともある
都市の片隅にある小さな痕跡に
目を向けた散歩となりました