洗濯日和が続いて、
久しぶりにスカーフを
昨日と今日手洗いして、
外で乾かしてすっきりです。

 

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昨日、ず~っと消息が途絶えていた友人が
やはり亡くなっていたということが分かり、
ショックを受けていました。

 

イギリスに来てからは
毎年12月の初めに
誰よりも早く素敵なデザインの
クリスマスカードを送り続けてくれた、
大切な友人です。

 

彼に会ったのは
もう20年以上前のこと。

 

お互い、同じ先生のヒーリングのコースで
学んでいたことが
きっかけで出会いました。

 

 

当時、エリートコースから降りて

(商社にお勤めだったそうです)、
早期退職されたという彼は、
心と身体、それを超える精神的なものについて
独自に色々と勉強されていました。

 

私よりもある程度年上ということは
分かっていましたが、
年齢は決して教えてくれず。

実はご本人のプライベートのことも
少しはお話してくださったのですが、
あまり覚えてもいません。


 

私とは違って、彼はその後、
確実にご自身が勉強されたことを
自身でも実践し、集大成されて、
独自のスタイルでセラピストとして
活躍されるようになっていました。

 

私が転職をした時と
イギリスに行く前には
彼の自宅まで伺って、
色々と話を聞いてもらったこともありました。

 

その時にご自宅近くの深大寺で
お蕎麦を食べて、野川公園から小金井と
一緒に川沿いに散歩したことは楽しい思い出です。



最後に会ったのは
前々回、日本に一時帰国した時のこと。

2012年の4月で
何と10年ぶりの再会でした。

ずっとずっと会いしたい方の内の

お一人だったのですが、
実家の福岡で長く過ごすため、
いつも東京は駆け足。

イギリスに来て以来、
お手紙のやり取りはありながら、
会いたくても会えていない方がたくさんいます。

 



銀座の素敵なホテルに連れて行ってくださり、
「Tomoちゃん、僕はお金には不自由していませんので、
食べたいものを遠慮せず、何でも食べてくださいね。
ご馳走しますよ」と晴れやかな声で
おっしゃってくださったのが今でも目に浮かびます。

ご自身がホームページに載せた
メッセージを見た方から
毎日たくさんのメッセージをいただくというお話等をされて、
生き生きとお仕事を楽しまれているご様子。

私のことも色々と聞いてくださって、
たくさんアドバイスもくださいました。

「次回会う時にまた深大寺から川沿いを散歩しましょう」と
有楽町駅でハグをして
お別れしたのでした。

それがその時は叶うものと思っていたのですが・・・。



その年の12月、
毎年きていたクリスマスカードが
彼から届きませんでした。

不安を感じるも

1月まで待っても音沙汰がないので、
メールを出したり、電話をかけてみたりしたのですが、
メールの返信はなく、電話もかかっても応答はありませんでした。

周りの知っている人達に

消息を聞いてみても、分からず・・・。

今年の3月に私が彼に昨年12月に送った
クリスマスカードが宛先不明で戻ってきたので、
嫌な予感はしていました。

時々、インターネットで何か
彼の情報が拾えないかと探していて、

昨日思い立ってまた彼の名前とキーワードを検索すると・・・。

彼のホームページ(更新無しの永久版)に
彼の名前の前に故人という文字が見えて。

「ああ、やはり・・・」

どこかで覚悟はしていましたが、
それでもショックでした。

あともう一目だけでもお会いしたかったなあと
そればかり。

ちゃんと言葉でご本人に伝えたかったなあ。

「元英さん、あなたのことが大好きでした。
お会いできて、嬉しかったです。ありがとうございました」と。



最後に会う前にいただいたメールの言葉、

変化して、制限を作らず、調和して、自由に、前に向かって、
どんどん自分を表現していきましょう(^-^)

 

 

ちゃんと実践していきますね。