明日はカヌー漕げるかしら。


外にも出ないこんな夜はもの想いにふけります。


今日の夕飯に食べたピーマンつながりで・・・


うちでは昔、曾祖母のことを

「ぴーまんちゃん」

って呼んでました。



ひーばーちゃん

ぴーまんちゃん



音としては似てるよね。



私が話すようになった頃にはすでにぴーまんちゃんでした。


お姉ちゃんかお兄ちゃんがそう呼び始めたのでしょう。


もしくは、私の聞き間違いと勘違いか。

いや、私より3ヶ月先に生まれていた、いとこも「ぴーまんちゃん」と呼んでいました。


どちらにせよ、私は「ぴーまんちゃん」と呼ぶものだと思っていたし、

むしろ「ひーおばーちゃん」だというのを後から知りました。

林檎」を表す記号が「りんご」だと知った後に、さらに「りんご」は言い換えると「アップル」だと知ったのと同様にね。



ぴーまんちゃんも呼ばれると自分のことだとわかっていました。

「ぴーまんちゃん」だろうが「ひーばーちゃん」だろうが、それは「記号」にすぎません、彼女のことに違いはないのです。

本人も含め、周りの大人もみんな「ぴーまんちゃん」で認めていました。


「ぴーまんちゃんじゃないでしょ!!ひーばーちゃんでしょ!!」なんて言われたことはありません。

(私の記憶をたどる限り)


が・・・

今思えば、どんだけ寛大なんですか。




誰か一人が頑なに「ひーばーちゃんでしょ!」と言っていたら、「ぴーまんちゃん」という呼び名は消えていたでしょう。


私がひーおばーちゃんになっても、

曾孫には「ぴーまんちゃん」と呼ばせてあげると思います。


その前に、お母さんが嫌がらない限り

私の孫には

ひーおばーちゃんになったお母さんを「ぴーまんちゃん」と呼ばせてあげます。


さらにその前に、おばーちゃんを・・・

と思ったけど、

なんか抵抗ありますね。



でも、いきなり「ぴーまんちゃん」と教えることはしません。


そう考えると、偶然にも「ぴーまんちゃん」と呼び始めた人は天才ですね。


まぁ、そんな話です。

なんか

素敵です。