こんばんはりんごりんごりんごです

今回は 脳梗塞になった日の病院での事と
主人が頭の奥にとりあえずしまった記憶の事をお伝えします。

音譜尚 本日入院9日目の今日はとーっても良くなってきたので笑顔でブログ書いています音譜

9日前のあの日
救急車で運ばれて、
予約通りの時間にMRIを受けて

処置室で 入院する為の書類にサイン
 お部屋の選択は
大部屋は4人で 差額代0円
それでも良いか 主人に確認。
笑顔で大きく頷いてくれた。
右手で少しピースもできて
奇跡的に名前も一度だけ言えた。

それから少し時間が経って
症状が広がりはじめます。
(悪化したのではなくて血液が届かなかったところが徐々に 定着して行った)

お部屋に着いて 主人に色々話しかけていたら
何となく
私の事 認識してないかな?って感じの
"無視"
(これも脳梗塞の症状)があって
例えて言うなら
そこに置いてある花瓶を見る くらいの
目線なんです。 
冷たい瞳で 。

 のろけますけど、いつだって けんかみたいなのしてる時以外は 目が合うと笑いあったり 両目ウインク(一応夫婦の間では 好きよーのサイン)したりしてくれるので 一気に落ち込みました。

入院準備に必要な荷物を家から持って来なければならず、眠ってる主人をみて
大丈夫だな。
すぐ戻ってくるし、
そう思って病室を出て
看護婦さんにその旨伝えて
家に向かいました。

帰り道、 主人が私の事を認識出来ないまま
私は これから 続く 癌治療 
一緒に前を向いて頑張っていけるんだろうか。
そうかー
想定外だ。
笑い合う事がもう一生ないのか
看護婦さんのフリして接しようかな

とか さっきの冷たい瞳を思いだして
悪い想像が膨らみます。

帰宅。
いっそいで準備して 病院へ向かいます。
お部屋につくと、
主人がいなくて、
ん?
と思った時看護婦さんから
ナースステーションの奥に居る事を教えられる。

りんご夫さんね多分 奥さんの事 探して
歩き回ってしまって、、
お手洗いも行きたかったんだとおもうんだけど
意識も朦朧としてるし
転ぶと危ないから
拘束させてもらいますねー。

私は主人に 何も言わずにお部屋から出てごめんねと話しかけました。

(探してくれたんだ  うれしかった。)

看護婦さん達が せーの!って勢いで
主人の身体を 布で覆うような感じになって お腹の上で
ぎゅーと 紐を固結びをしています。

すると 主人が 無理やりそれを外そうとします。

私は主人が
ものすっっごく 怒ってる事を感じました、
怒りを口にできなくて、
利き手も使えなくて
左手で 目一杯 布を剥いています。

そうだ、お腹 
ヒートテックのゴムでも
苦しいんだった。
固結びなんかされたら 叫びたいよね。
めちゃくちゃ痛かったね。

看護婦さんたちにお腹の腫瘍や背骨の腫瘍のこと、癌の痛みと戦ってる最中の事を説明。

私が一緒に居られるなら拘束しなくて大丈夫との事で、

居ます‼️!!
即答&個室へ移動。


わー お金かかるぅ 

けど

お金に変えられない時間。大切に過ごそう。

1週間 同じお部屋に泊まらせてもらって
個室だから出来ること
アロママッサージや音楽もかけて
心地よく 過ごしてきました。



プレゼント脳梗塞で主人が奥にしまった記憶プレゼント

携帯電話 →見せても 全く興味なしぼけー
髭剃り →へーへーと感心しながら眺め 電源を入れて顔に近づけると怖がるびっくり
眼鏡 →かけるけど毎回観察してへーへーといいながら使ってます笑い泣き
トイレ→をしたあと、"流す"ということショック
ナースコール →説明しても全く認識しないショボーン
(これができないと 失語症の主人置いて 帰れないって思いました。)
テレビ→触って 後ろみて へー。へー。と感心照れ

電機もの しまってきたのかな??

次回は リハビリで直面した
悲しすぎた現状について 記したいと思っています。