こんにちはりんごりんごりんごです

先日
癌治療中の主人が脳梗塞を
起こしてしまった
その日の事とかを記しておこうとおもいます。

遡って先月 
今回とは別の場所に
多発脳梗塞を発症して
幸い 脳と脳の境目だった為に
後遺症は殆どありませんでした。

脳出血は普通 血圧の高い人が
脳梗塞は普通 血圧の低い人がなりやすいそうで
スーテント治療中の主人は 
血圧を下げる努力と
お薬をたくさん服用しています。
それでもそんなに下がることは無くて
140以下はあまりありませんでした。

なのに脳梗塞。

当時のブログにも書きましたが
とにかく 心配で
真夜中に病院へ行ってお話を聞きに行ったりえー
ちょっと迷惑そうな顔されちゃったけどぉえー

神経内科の先生は 
そんなにボンボン起きるようなタイプじゃないから心配しなくて大丈夫。
心配しすぎると よくないから
安心して過ごしてよいですよ、
と言って下さって 
そ、そうなのか?照れ
考えすぎるのやめよう照れ
バイアスピリン飲んでるから大丈夫!

(飲んでるのになったからもっとこわいよぅって思ってた)

少し落ち着いてから改めて、
日中に先生の診察を受けました。
とても親切に説明してくださって、

循環器の担当医と話し合って下さり
もう一度MRI撮ることになったのです。

そのMRI予約日が 
第2回目の脳梗塞の日
6月25日です。



起きてから いつも通りのルーティーンの
朝ごはんを終えて
そろそろ 病院へ行く準備しよーぅ!
主人は朝ごはん後 血圧を自分で測り
上が134だったので
アダラート一錠外して服用。

今日はMRIだからヒートテック脱いでいこうねニコニコ
と声をかけて

主人は歯磨きと顔を洗いに洗面所へ。

私は病院へいく荷物をまとめたりしてて、、、

歯磨きと洗顔を終えた主人が
パジャマの上を脱いで、私に話しかけます。

キラキラ「下着はどうしま  る ..か ね」

りんごえー爆笑どしたのぉー

滑舌の悪さに主人自身も笑っていたので
2人で笑い合って 抱きしめました。

ん?

ズボンを脱いで着替えなきゃと思ってる主人の右手が ぶらんぶらんです。

こっちの手 どしたの?
力入らない?

真顔........んー、んー、
りんごふざけてないよね?

真顔..んー。んー。

救急車呼ぶからね?
いい?

真顔んー、んー、
と言いながら 部屋をウロウロ

119  (たぶん発症後3分位で電話したとおもう)

その間
座っててとお願いしても
無視というか 
私の言葉が存在していない感じで
リビングの椅子を整えはじめます。
テーブルの上の物とかも。綺麗に並べます。

(左脳に脳梗塞を起こし、身体の右側にその症状が出ていた為 右側から話掛けていた私に気がついてなかったのかな、と今になっておもいます。)


救急隊到着

色んな検査をしながら

救急車りんご夫さん、奥さんの名前は?

そう聞かれた主人は
少し悲しそうな顔をして
深く しょんぼりんーーーー。と、

救急車ご自分の名前は?
しょんぼりんーー、

救急車いえないかー

その言葉に うん と頷く。

涙があふれちゃって 泣けてきちゃいました。
数分で言葉を失ってしまったのです。

そして救急車で いつもお世話になっている病気へ救急車
そして 予約通りの時間にMRI検査キョロキョロ
と血液検査。

今回も多発で
大きいのは左脳の耳の上あたりから
少し後ろにかけて脳梗塞で
幸い歩けます。

失語症と右腕から手にかけての麻痺です。
今の主人の世界には 文字や数字は
存在していない様子。
電子機器も。


次回は 今は記憶から無くなっている 種類の話とか、入院当日のこと 書きますねニコニコ

ちなみに、時々悲しいですが
毎日 主人に笑わせてもらったり
感動させてもらったり
しています。