新発見! 新感覚!

塩好きの私もうなるひつまぶしを堪能してきました(♡∇♡)!

 

 

 

 

「大人になって鰻のおいしさに目覚めた!」というお友だちがいたので、よっしゃ「それならば本当においしい鰻を食べに連れていくよ!」と腕まくりをして連れて行ったのが、入谷の鰻の匠の店「のだや」さん。

ひさびさの訪問! あ、メニュー変わってる。

 

 

 

オープンの11時に行ったら、もう行列があって入れないかと!∑(゚Д゚)

予約していたんだった・・・ヒヤリ。

でも前後の人も予約していたのに早く来て並んでいたのは、お目当てのメニューを食べたいから。

 

 

材料や手間が希少なメニューは、出会えた時が食べ時。

それはここ「のだや」だって同じで、限定○食というメニューがたくさんあるんです。

 

 

食通なアンジャッシュ渡部建さん(今や佐々木希ちゃんのダンナさん!)が絶賛したことでも「のだや」さんは知られていますが、奥の部屋に通されると壁にずらりと並ぶ著名人、グルメなみなさんの色紙をついじっと読んじゃいますね~

そういえば私たちの後からいらしたマダムたちはFacebookをチェックしてから来たと会話に出ていました。

そりゃそうですよね。旬のおいしいもの、メニューやお薦めは都度変わります。

SNSで老舗を探して、そして時間や取り扱いメニューを調べるのは今や当然かもしれません。

 

 

さて、ランチタイムでもあるけど、ここはうなぎ元年の友人のお祝いの席。

せっかくなのでグランドメニューからひつまぶしのたれとしお、一つずつセレクト!

だって選べなかったから^^ ムフフ

 

 

しばらく待つそうなので、おつまみにと頼んだ「う巻き」の迫力がすごい。

端正な規則正しいうまき、どうやったらこんなドンピシャの位置に鰻が鎮座するのでしょうか。教わりたい。

そしてこの口に含むとやさしさ溢れるところは、実家に帰ったようなあたたかさを覚えます。

おじいちゃんちでお鮨が食べられなかった小さな私に、いつもおばあちゃんがたまご焼きに(広島だからあなごだったけど)蒲焼を混ぜてだしてくれたんだよなあ・・・

ぷるぷるでほっくほくのうまきを友人とじんわり味わっていたら、ひつまぶし登場!!

白ワインもスタンバイして、ド―――――――ン!

 

ひつまぶし(しお) 「うらうめ」5000円

私は初めて鰻を”しお”で!! ゚ *。(´Д`人´Д`)。* ゚
 

 

塩で食べたときのほうが食材の持つ本来の味、香り、甘さ、そして旨みがダイレクトに舌に届く気がして、最近はそばもかつおもお肉もまずは塩でいただくようにしています。

でも鰻に塩焼きって今までは出会ったことがなかった、ゆえにいただいたことがなかったんですよね。

「のだや」で根強い人気を誇ると聞いていた塩焼き、ぜひこれは食べてみないとと思ったのです(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+

 

 

ひつまぶし用の生のうなぎをさばいて強火で一気に素焼きに。

蒸してから焼くものとは炭も行程もまるでちがうので、手間暇がかかり一定数しか焼けないというからすごい。

 

 

表面はカリカリっと。身はふわり。ローズソルトの粗潰しのコリッとした食感に出会えて、うなぎのとろける甘さを再発見します。

 

 

最初はそのままよそって食べてみて、んんんんー!とうなってから薬味をのせて。

ごはんにもたれがかかっているんですがこれがまた塩焼きといいあんばい。

 

 

友だちの頼んだ、ひつまぶし(たれ)。

シェアして味見のし合いっこ。

うん、もちろん定番でたれはおいしいよね。甘くて香ばしくて・・・

でもあれれ、もしかして私はたれよりしおが好きかも!!!

本来の身の甘さや場所により違う弾力、皮目のほろ苦さ、そんなこんな鰻の持つ素の味わいがダイレクトに感じられる気がする。

 

 

そして何より塩焼きはワインにぴったりで。

なんだかもう「ひつまぶし」の枠を超えた新しい一品の扉を開けちゃった感じですよ!

 

 

そこに添えられた自家製の香のもの、肝吸いも贅沢にいい後援を送ってくれます。

友だちの顔がますます上機嫌に変わり、心からほっとした瞬間でもありました・・・(*´Д`*)!

 

 

さらにお茶が用意されていたので、味変でお茶漬けに!

わさびがまた岩塩に合う合う!!

 

 

胃に沁みわたるおいしさ・・・

 

 

ただお茶漬けだとサッパリしすぎていて、最後はダイレクトに塩焼きの味を感じて締めたかったからまたひつまぶしに戻って、わさびと薬味増量! 大サイズでも完食です!

きれいに食べ終えたときの空のお茶碗を見下ろすときがごはん星人でよかったと思う瞬間ですね~。

さっきも書きましたが、ひつまぶしと通常の焼きは炭が違うそうで、お昼や切り替えのスタート時にしかお目見えしないというからタイミングありきの限定のおいしさ。

ぜひとも一度味わってみて!

 

 

入谷鬼子母神前「のだや」