さて、首都圏から但馬地方へ行くには飛行機が楽ちん。
羽田から約1時間で大阪伊丹空港へ。そして大阪から乗り換えて約40分で但馬へ。
今期のタイムスケジュールは下記のようでした。
見ていただけると分かるように行きは乗り換え時間が25分と超タイトなので、寄り道して脱線しないようご注意を…^^;
大阪まではボーイング767-300。乗客260名くらいの大きさです。
乗り換え通路の脇にこんな案内と降りる階段があり、その先がJAC(日本エアコミューター)の搭乗口。
JACはJALの子会社で主に離島などをつなぐ小型機の路線です。
さあいざ搭乗・・・という段階で小さなトラブル発生。
離島の経験ありの友人が心配していた通り、 小型機なので通常は機内へ持ち込めるはずの小型スーツケースもサイズオーバーで手荷物で預けないといけない規則があったのです。
羽田で案内されなかったのでそのままスルー出来るかと思いきや、伊丹の乗り換え口で若干の足止めとなりました💦
予定通りボーディングの時間が迫り、バスで駐機しているスポットまで移動したら7段の小さなタラップを上がって乗り込みます。
白い機体には奄美の自然遺産のステッカーと、「ようこそ但馬へ」の文字とこれから向かう竹田城が。
サーブ社の340Bという機体らしいです。
コンパクトゆえに乗り込むときもコックピットが近い!
プロペラは4枚羽で、先が機体のギリッギリに止まっていてちょっとビビりますね(笑)。
客室は最大幅2.16m、最大高1.83m。横幅は2メートルと少ししかありません。
シートは通路を挟んで左1列、右2列が10列ほど並んでいる感じでした。
最前列の友人が足を伸ばしたらもう乗降口(笑)。
化粧室は前方右側にあり、乗員は機長と副機長、CAさん1名体制で30名ほどの乗客を乗せてコウノトリ但馬空港まで運んでくれます。
滑走路は1200m×30mだそう。短いー!!
なので、離陸するとガタンガタン揺れたかと思うと急にグンと加速し浮上するので、またちょっとビビりますw
小さいので地面から距離もなく、揺れがダイレクトに体に響くんだよね^^;
飛行機はだいたい羽根のあたりの座席をいつも取るのですが、さっき見た4枚羽のプロペラの先が、やっぱり目と鼻の先をかすめて回ってくので超スリル~~~(爆)!!
いつ窓ガラスを割られるかという錯覚でヒヤヒヤ・・・(;'∀')←そんなわけない
いままでのフライトでスムーズに但馬空港へ行けなかった記憶が強かったので、今回も悪天候の場合の移動手段をプランニングに追加して依頼したほど、プロペラ機に対して慎重に構えていた私・・・^^;
雨が多く高台に位置する但馬空港は、小型機でもあることから悪天候で着地困難に陥ることも少なくありませんでした。
だけど豊岡に行くなら、あえて使ってくださいコウノトリ但馬空港を!
このクラスの飛行機を楽しめる機会なんてそうそうありません!
あるイベントで「但馬空港に行ってきた」というと「あの飛行機に乗ったんだ!」と羨ましがられました。
ハワイ島でヘリコプターの運転模擬をしたことがありますが、ふわふわ上昇する感じ、窓から下を眺めていた感じはまさにヘリコプターからの展望に近いかもしれません。
約40分のフライトは山々を間近に見降ろし、いくつもの雲の中をすり抜け、自分が生身で飛んでいるかのような?ジブリの世界の住人になったかのような夢心地。
あっという間のフライトでした!
(天気が悪そうな黒い雲ですが、だいたい但馬空港の上空はこんな感じ)
ちなみに但馬から東京への帰路のタイムスケジュールはこちら。
9:45について帰りは18:05の便ですから、頑張れば日帰り旅行もできなくはありません。
まあ盛りだくさんな魅力あふれる但馬ですので、日帰りなんかもったいない。
来たら2泊でも3泊でも足らないくらいなんだけどね♡
そして最近始まった1日1組限定の、激レアな「但馬空港まるごと見学ツアー」もマニアやファミリーに広く話題になっています。
一日2便のフライトに限られているからこそ、空港の空き時間を有効活用。
滑走路や立ち入り禁止エリアにも入れるかも?
料金や内容につきましてはこちらをご参照に。
さらにビジネス利用のみなさんに朗報♪
豊岡市・養父市・朝来市を出張で訪れる人向けに、豊岡市が旅費を負担してくれてぐっと安くなる運賃助成があるようです。
条件などはサイトをご覧ください^^
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