「僕に3分だけ、時間をください」
破天荒な刑事・糸村が、遺された遺留品から紐解く人情ミステリー
ブログネタ:木曜ミステリー「遺留捜査」試写会 ドラマの感想投稿のお願い! 参加中
六本木ヒルズにあるテレビ朝日で行われました、木曜ミステリー「遺留捜査(いりゅうそうさ)」特別試写会&トークショーに参加してきました!
「遺留捜査」は上川隆也さん主演の刑事ドラマ。
事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。
事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)の活躍を描いてきた大好評シリーズです。
(テレビ朝日より抜粋)
2011年から毎年1クールの連続ドラマとして第3シリーズまで放映し、以降は人気を物語る形でスペシャルドラマ枠で不定期に制作されてきた人気シリーズです。
舞台を東京・月島から京都に移して、また木曜ミステリー枠として帰ってくる新シリーズ。
刑事ドラマ好きの私ももちろん見続けていて、天然キャラの上川さんに振り回される形の姐さん刑事・斉藤由貴さんとのコンビ、糸村が決して譲らない小さなほつれから紐解かれていく隠された真実に魅了された一人です^^
■木曜ミステリー 「遺留捜査」
http://www.tv-asahi.co.jp/iryu_08/
■遺留捜査シリーズ 第1話あらすじ
http://www.tv-asahi.co.jp/iryu_08/story/0001/
(以下テレビ朝日より)
糸村が着任するのは、強行犯捜査を担う京都府警捜査一課の中にあって、特殊な事情のある案件に優先的に投入されるチーム“特別捜査対策室”、通称“特対”。
世間の耳目を集めるような派手な事件から、高度な情報管理が義務づけられる隠密捜査、他府県との合同捜査などを担当する、プロフェッショナル集団で、難事件を鮮やかに処理することから“火消し”ともよばれている部署です。
マイペースな糸村の加入によって特別捜査対策室に化学反応が起きるのは必至!?
“遺留品”からひも解かれていく事件の真相はもちろん、糸村をめぐる新たな人間模様からも目が離せません!
とのこと! これは楽しみ! 新シリーズも変わらぬクオリティを期待します。
この予告を見ただけでも脇を固める個性派俳優さんたちにわくわく!
7/13(木)8時は初回2時間スペシャルですので、特にお見逃しなく!!
そして初回も一足早く試写させていただきましたが、「遺留捜査」ファンなら必ず満足いただける初回だったのではないかと思います・・・甲本さんとの例の掛け合い含めww
個人的に上川さんと財前さんの「お水の花道コンビ」がここでまた見られるとは感無量だし、「栗山千明さんはずっとこのドラマに出てたよね?」と思ったら、それは「AT◯RU」だったり💧
「検証◯査」だったり💧
栗山さん意外と女性刑事役が多い気がしました(笑)。だからこそ違和感なく安心して見られましたよ!
そして一階のロビー展示ブースで浴衣のレギュラーメンバーと制作発表会見をしてきたばかりの上川隆也さんが糸村そのもののスース姿で試写会場に駆けつけてくださり、トークショーが開かれました。
(※今回は取材参加でしたので撮影の許可は得て招待されています。)
「ちょっと笑いがこみ上げてきております。」と開口一番に上川さん。
「こんな規模だとは思っておりませなんだ!」 と緊張から言葉が変!w
「でもなぜおかしいのかよくわからない」ということで、あれですかね人がたくさん見に来てる合唱大会でお母さんを見つけて顔がにやける感じ??
続いてドラマについてのお話しに流れていきました。
「2年ぶりにまたちゃんとクール(連続ドラマ)としてやれると思っていなかったのでうれしい」
「糸村は自分が演じた中でも毛色の違う人物ゆえに、視聴者にウケているのか懸念がある。だからこそ新シリーズがまた始まることがうれしい。
背筋を伸ばして糸村に向き合いたい。」と喜びもひとしおな様子。
ゲストや共演者の方とも再会したりとご縁があり、「初回にふさわしい物語を形作ってくれました。」と周囲に対する感謝の気持ちもおっしゃっていましたよ。
もちろん、今までも絶妙であった甲本雅裕さん演じる科捜研・村木とのコンビはなぜか京都でも健在(笑)。
台本通りに進んだことがなく、二人で話し合って会話を決めたりまたアドリブ的要素も強いそうで、「彼とは実際に同級生だけど、価値観が違いそれぞれ見方が違うからこそいい作品が出来上がる。」 と信頼があるからこそあの独特の「間」が生きてくることを再認識しました!
「遺留品には遺族や被害者の思いがある。その思いを保ち続けることが一貫したテーマ」と、真剣な面持ちで上川さん。
数ある刑事ドラマ、捜査ミステリーの中でもこと人情に細やかな伏線を紡ぐ、「遺留捜査」の糸村という人物像。
遺留品から始まる物語ですが、思うに毎回最後まで着地点がわからないストーリー仕立てになっています。
犯人探しに留意するドラマではなく、事件にたどりつくまでの思いを逆回転で巻き戻していくような脚本づくりに感じます。
ドラマ終盤、小さな遺留品からすべてのピースがみるみるハマり、もっとも感情が盛り上がるシーンで涙腺を崩壊させる、小田和正の主題歌は今シリーズも健在。
形亡き思いを手作業で紡いでゆき、最後に点と点が線となり遺されたものに宿った思いが色を成し蘇ったとき、そこに浮かび上がるやさしさは過去も現在も未来もない不動のもの。
糸村だけが見える色が、京都でどのような鮮やかな世界を最後のシーンで織りなすのか・・・
小田和正の曲が流れるまで、きっと私も含めみなさん目が離せないのではないでしょうか?
楽しみ♡
最後に大変なことは?という質問には、「大変ではないですよ。ないですけど・・・まあ苦労してることと言えば夏の暑さ?
糸村はなぜかいつからか”スーツを脱がない”というキャラクターが定着してしまい、さらにそれをおくびにも出さない涼しい顔をして出続けるので・・・大変です!」とのこと(笑)。
そのことは、さきほど記者会見があったヒット祈願の七夕飾りの短冊にも反映されていましたw
にしても上川さんてば達筆だね!!
新しい舞台は京都ということで、きっと京都らしいシーンであったり、遺留品をとりまく人間模様が描かれるのでは^^
お楽しみに!