呉の小学生の憧れおやつといえば、「巴屋のアイスもなか」よぉ!

 


本店は中通りにあるんじゃけど、工場と本社は阿賀にあるんよね(≧▽≦)。

 



「巴屋」は、その場でシャーベット状のアイスを中に詰めてくれる、できたてアイスもなかを中心に和菓子、仕出し弁当などを扱うテイクアウト専門のお店です。


 

フライケーキの「福住」と映画館の入った商業施設「ポポロ」も近いので、セットでどうぞ。

 

 

一個120円から。ただし本店は平日14時までの営業なので要注意!

 

 

閉店ギリギリにタクシーでアイスを買い付けるという、わけのわからない偽セレブをしてしまいましたw
これも田舎のタクシーのワンメーターが安いせい。
下手したらバスで二人で向かうより早くて確実なんですから^^;

 

 

アイスもなかの一番人気はミルク。アイスクリンみたいなミルクシェーキの味です。

私は今回は抹茶。娘はレモン。

買ったらその場で歩き食べするのが、行儀はよくないけど一番おいしい食べ方。

相変わらずさっぱりしておいしい!

HPを見ていたらネットショップがありました。こちらで自分で詰めたアイスもなかが作れますよ! え、これ画期的( ゚ロ゚)

    ➡巴屋ネットショップ

 

 

食べながら路地裏を歩いていて、ふとあたりにシロツメクサが咲き誇ってることに気付きました。そう、呉の空き地にはこんなふうに、なんてことはなくシロツメクサやタンポポがよく咲いています。

これがどこにでもある風景ではなく、呉特有の景色だったんだと気付いたのは、東京の映画館で「この世界の片隅に」を見たから。

 

 

段々畑、ねぎ坊主の花、シロツメクサ、がけに必ず生えている笹林。

「当たり前だ」と思っていた風景をやがて忘れてしまい、そしてそれがどこにでもあるわけではない、「ふるさとらしさ」だったことに気付きました。

片淵監督は呉に来てこの山を歩いたんだと、草むらのシーンや三角のお盆の盆灯シーンを真っ暗な映画館で見て、忘れていた光景をはっと思い出したのです。

 

 

ちなみに14時を過ぎてしまったら、呉駅の構内にもお店がありますのでそちらで買うこともできます。

駅のお店もその場でアイスを詰めてくれるできたて式。

 

 

あとね、地ビールのお店、「海軍さんの麦酒館」でも食べられますが、その場でアイスを詰めるのではなくもなかの状態で冷凍庫に入っているので、アイスもなかのできたて感は残念ながら薄れます。

 

 

ところで、「巴屋本店」のあるれんが通り沿い、このあたりはかつては呉の一番の繁華街でした。

Googleストリートビューで見てもらえたら、今の呉が直面している現状がとてもよく伝わるかと思います。

 

 

わかります? 

この駐車場空洞化。シャッター通り。商店街の機能が死んでしまっています。

これね・・・地方の商工会の直面している問題かと思います。

なんとかせんといけんよ? 

そしてこうして家にいながら、東京から離れた呉のまちがパソコンで見えるけれど、

それでもシロツメクサが道端に沢山咲いていることを、

 

 

そこへ行って見ることのたいせつさを私は強く感じます。

インターネットはなんでも手軽にリアルに仮想できてしまうけれど、ショートカットはしたくない。

そこへ行くこと、見て感じること、体験すること。

嗅ぐこと、触ること、懐かしむこと。

 

http://www.tomoeya.info/
広島県呉市中通4丁目8-19
0823-21-5551