コナモノ好きで大好きな小籠包!
先日の台湾では、お友だちのIkuko Days IKUKOさんのご案内のもと、あちこち食べ歩いてみました!
たぶんわたし、一日小籠包10店舗は軽い。
次に行くときは、間にタピオカミルクティーの飲み比べも挟みたい!
1店舗目は泣く子も黙る老舗 「鼎泰豊本店」
てきぱきとしたサービスの素晴らしさにも驚きます。
薄皮の繊細なるウェーブ。
見惚れてしまいますね。
添えられた千切り生姜もていねいに同じ細さで芸術的、上品なる小籠包です。
特長は
✔薄皮
✔小ぶり
✔適温なスープ
個人的意見で難点を言うなら、小ぶりなのでおやつ感覚、薄皮なため中のスープが冷めるのが早く、食べ進むうちに最後の小籠包が冷めてしまうこと。
お値段は10個で210元(2017.3現在)。
2店舗目は路面店の上海料理屋 「好公道の店」
たまたま永康街の路地で見つけて入ってみた「好公道の店(ハオゴンダウ)」。
店頭から厨房が丸見えで、なんともおいしそうに小籠包を蒸していたので立ち止まりました。
庶民派な雰囲気のまちの中華屋さんっていう感じ。2階が食堂でイートインできます。
小籠包は皮が厚めでとにかくもちもち。餡は旨みがぎゅっと凝縮したむちっと弾力のある肉感。
上に行くほどひねられた分だけさらに厚みが増すので、食べ応えがあります。
そして噛むとギャー!と叫ぶほどに高温の肉汁が飛び出してきます。
誰もが上あごをやけど。
皮が厚いからスープの温度をまもるのでしょうか。あなたはあなたの上あごを肉汁からまもってください(笑)。
特長は
✔もちもちとした皮
✔千切り生姜の味わい
✔たっぷりで熱い肉汁
チープな感じが気に入りました。
難点を言うなら、熱いスープが飛び散危険なこと、大衆食堂の雑多な雰囲気の中で食べるのでそういう空気が苦手な方はテイクアウトして目の前の公園でかじったほうがいいかもしれませんね。
10個でたしか90元くらい?(2017.3現在)。
3店舗目は中正紀念堂近くの朝食屋さん 「鼎元豆漿」
早朝4時からもう開いているという朝ごはんのお店、「鼎元豆漿(ディンユェンドウジャン)」。
中正紀念堂とセットで観光できますね。
しょっぱい豆乳「鹹豆漿」が人気で、他にもいろいろとメニューがあります。
見た目くたっとした感じの小籠包。
肉まんか!って叫んじゃうほど、ここのはとっても大ぶりなんです。
一人で8個は無理っていうほどのボリュームがありますよ!
ぷるるんとした皮を持ち上げると、つるんと箸から滑り落ちてしまうほどのなめらかさ。
皮は中の餡が透けないほど厚めですが、やわらかくて軟体動物のように箸でつかむと滑り落ちる感じ。
何度撮影しようとして受け皿に落としたことか。
特長は
✔大口で頬張るほどに1個が大きい
✔小籠包自体がやわらかい
✔餡がふわふわしていてスープもやさしい味
こちらの小籠包は全体的にやさしい味わい。
餡がふわっふわに蒸しあがっていて、まろやかで大量なスープの中を浮いている感じです。
だからつまむとにゅるんと形を変えて落ちてしまうほどにやわらかい。
とにかく大きいので他のメニューも食べたいなら人数分頼むと大変なことになります(笑)。
8個で100元(2017.3)。
安くっておいしい、うれしい朝ごはんです。
今回は個人的に食べ比べた感想を書いてみましたが、三者三様。どこもこだわりがあり、特徴があり、雰囲気がいい。
どこが一番なんて決められない。
結論はどこもおいしい!