国内最大級の文化の祭典、障害のある人とない人とが一つになって作り上げる、「国文祭・障文祭なら2017」
首都圏プロモーションは200日前に当たる日に、東京・渋谷のカルチャーカルチャーで開催されたばかり。
障害のない人もある人も一緒になって日本文化を盛り上げるこちらの催しは、9/1から11/30までの3ヶ月、91日間にわたり、奈良県39市町村で開催されます。
※前回の書のパフォーマンス記事は >>> こちら
「圧巻の合作生パフォーマンス! 美しいひとの美しい所作」
プレスイベントの会場では、奈良県ゆかりの食材を使った軽食も振る舞われました♡
炙り柿の葉すし (奈良県川上町)
酢飯の塩梅がちょうどよく、のった鯖や鮭ごと炙られてこれは絶品!!
三輪そうめん (桜井市三輪)
今回は少し甘い豆乳で煮込まれていて、カルボナーラを思わせるやさしい味わい。
きな粉だんご (奈良県)
新米を唐臼でついたという米粉、最上質のきな粉が使われてました~! きな粉大好きです♡
奈良県産ブランドいちご「古都華(ことか)」 (奈良県平郡町)
奈良生まれ、とっても美しい三角形が特長の大粒いちご。
甘ったるくない程よい酸味と糖度が上品です♪
色つやがいい美人ちゃん!
奈良のみなさん、ごちそうさまでした!
こちらをケータリングしてくださったのは、東京にいながら奈良が味わえると評判の創作和食のお店、日本橋 「あをによし」さん。
お店の方が親切で、苺のおいしい食べ方などお友だちが伝授してもらっていました^^
プレスイベントは、進行が奈良ご出身のテリー植田さんがMC、実行委員会の平田さんとの「国文祭・障文祭なら2017」の説明からまずは始まりました。
イメージソングは、作家兼作詞・作曲家の新井満さん制作。
「日本文化の源流を探るという基本理念から自分なりに歌をイメージしてみたら、古事記、日本書紀から題材を取るべきだとの考えにいたった」そうです。
公式ポスターの方は、奈良県生まれの洋画家・絹谷幸二さんがご担当なさいました。
「大古事記展に出品した作品も、まさしく日本文化の源流をイメージしたものでした。
奈良県が取り組んでいる”記紀・万葉プロジェクト”からイメージを膨らませました。」とのこと。
いにしえから文化が継承されてきた奈良ならではの神々しい作品群です。
続いての登壇は、2012年10月に結成された奈良初のご当地アイドルユニット「Le Siana」ちゃんたち。
平城遷都1300年祭をアピールするために誕生し、2011年からは奈良県マスコットキャラクターとして奈良をPRしているせんとくんもうるはしのはかま姿で登場!!
イメージソング「やまと うるはし」のPRキャンペーン用バージョンを激しいダンスで魅せてくれました♪
最後は、奈良を舞台に活動をする車いすの書家・高岡哲也さんと、国内外で華々しく活躍される日本を代表する書家・アーチストの紫舟さん。
お二人の生パフォーマンスを目の前で拝見する機会に恵まれました!
これがすごかった・・・!!
車いす書家の高岡さんがお母様と一心同体で表現される、自由で快活な「楽しい」という言葉を受けて、縦の列にはこの文化イベントから2020年の東京オリンピックまでをイメージし、「聖」火、「勝」利の字を。
横の列には、国籍や年齢、男女の差、障害のあるないを越えて、すべての人があたたかく暮らせる世の中になるようにとの思いを込めた「安」と「天」の文字を。
紫舟さんの一挙手一挙手が綺麗だった!
二つずつの言葉がお二人の書家をつなぐ、大きな大きなモニュメントがライブで出来上がる様子を目の前で拝見できました。

高岡さんはお母さまと二人三脚で歩いていらした人生を思わせる二人揃っての筆使い。
紫舟さんは奈良に3年間お住まいだったそうで、感性を奈良に育てられた部分もあるとおっしゃいながらの迷いなく進められる筆先の素晴らしさ・・・。
しばし酔いました!
出来上がった作品は踊る筆先の勢いが宇宙の広がりを感じるような、自由で、可能性の広がる豪快な世界!
こちらの合作書道アートは、3/14(火)までの一か月間、日本橋にある奈良県のアンテナショップ「奈良まほろば館」に展示されるそうですので、是非見に行ってみてください!
生きる喜びの宿った書の力をぜひ感じてみて!
さらにPR隊のせんとくん、ルシャナのみなさんは、渋谷のハチ公・スクランブル交差点前でチラシやグッズの配布をして待ちゆく人にプロモーション。
イベント後援の渋谷区から区のPRキャラクター「あいりっすん」も加わり盛況でした。
がっちり仲良し!
9/2(土)には、東大寺大仏殿の中でのオープニングイベントも予定されているそうです。
奈良県の力の入りようがうかがえるビッグプロジェクトですね!
やまと心、日本文化を全国に、そして世界に発信する一大イベント、みなさんもこの機会に奈良に旅してみませんか?
「国文祭・障文祭なら2017」
http://nara-kokushoubun.jp/
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