書道家でアーチストの紫舟(ししゅう)さん。
もう次のボンドガールと言ってもいいくらいの気高い美しさ! オーラが違う!
「やまとし うるはし おもしろし」
奈良県各会場で開催される、文化庁・厚生労働省が主体となって毎年各都道府県の持ち回り制で行ってい る国民文化祭と、全国障害者芸術・文化祭の2つの文化イベントを、2017年の担当県である奈良県が初の試みとして一体開催する、
「国文祭・障文祭なら2017」。
古くから日本の和文化が強く残る奈良県が、200日前にあたるキックオフ的なプレス発表会として、首都圏で国内外に初めてアピールする一大イベントとなりました。
障害のない人もある人も一緒になって日本文化を盛り上げるこちらの催しは、9/1から11/30までの3ヶ月、91日間にわたり、奈良県39市町村で開催されます。
珍しいはかま姿のせんとくんもキタ~(≧∇≦)♡
ちなみにンボルマークは、花鳥風月に囲まれた鹿。奈良といえば鹿さんです^^
正倉院の宝物に描かれた動植物を陰陽道の象徴である円形に配置。
この色は、奈良県のシンボルカラー色で、奈良時代に日本に伝わり正倉院の御物にも用いられた「蘇枋(すおう)」という色なんですって。
雅やかで上品なお色ですね。
そしてこの日の目玉は、なんと言っても「龍馬伝」のタイトル字などでもおなじみ書家でアーチストの紫舟さんと、奈良県出身の車いす書家の高岡哲也さんとの合作書道パフォーマンス!
紫舟さんの生の書道パフォーマンスはなかなか見られることのできない貴重な機会な上に、すぐ目の前で披露されるためらうことなくすごい速さでしたためられる手さばきに、書道を長くやっていた私もめちゃめちゃ興奮しました!!
車いす書家の高岡さんがお母様と一心同体で表現される、自由で快活な「楽しい」という言葉を受けて、縦の列にはこの文化イベントから2020年の東京オリンピックまでをイメージし、「聖」火、「勝」利の字を。
横の列には、国籍や年齢、男女の差、障害のあるないを越えて、すべての人があたたかく暮らせる世の中になるようにとの思いを込めた「安」と「天」の文字を。
紫舟さんの一挙手一挙手が綺麗だった!
二つずつの言葉がお二人の書家をつなぐ、大きな大きなモニュメントがライブで出来上がる様子を目の前で拝見できました。
出来上がった文字は踊る筆先の勢いが宇宙の広がりを感じるような、自由で、可能性の広がる豪快な世界!
こちらの合作書道アートは、3/14(火)までの一か月間、日本橋にある奈良県のアンテナショップ「奈良まほろば館」に展示されるそうですので、是非見に行ってみてください!
生きる喜びの宿った書の力をぜひ感じてみて!
「国文祭・障文祭なら2017」
http://nara-kokushoubun.jp/
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