一日めは移動で半日かかる日。
篠山城下町についた時点でお昼の12時。
丹波篠山はまちの一日の営業終了が早く、商店街や公共施設がクローズする5時には観光を終えたいところ。
それでもたった5時間でめいっぱい丹波篠山の観光を楽しむコースを私なりに提案します^^


11:30 大阪から篠山口大阪入り

兵庫・丹波へ向かうには東京から直線で行けません。
但馬はJALで一時的に直行便がありましたが、丹波はずっとありませんので、大阪から入ります。神戸からより少し早いですよ。
好みで新幹線でも飛行機でもいと思います。
私は台風でリスケジュールとなり、直前に変更したので今回の行きはJAL、帰りはANAでした。
もっと早く確実に動ける日程なら、LCCで成田-関空で2990円くらいからあります。
春秋航空やピーチ、ジェットスターを見てみてくださいね。


12:00 大阪から鉄道で篠山口まで行き、バスで篠山城下町へ

JRや阪急を乗り継いで篠山口まで行き、そこからはバスで城下町を目指します。
丹波の歴史的施設だけでなくグルメもぎゅっと集まる城下町は、暮らしや産業、文化だけでなくグルメも一気に知ることができます。
「昭和百景館ささやまや」で旅程の確認をしつつ、黒豆コーヒーで一休み。


12:15 昼食は丹波らしい秋色ランチ

腹ごしらえは丹波の秋を満喫する栗や黒豆、芋、ジビエなどがお薦め。
いくつか考えた案の中から、兵庫県が栗キャンペーンを展開していることを知り、今回はレトロモダンな文化的記念物「大正ロマン館」の喫茶レストランで丹波栗ご飯膳。
なんとこの日秋の御膳は始まったばかりだとか。栗プッシュ!w


12:45 「丹波篠山観光協会」で情報収集&ロッカー&レンタサイクル

「大正ロマン館」で昼食にしたのは、お向かいにレンタサイクルを置いている篠山観光案内所があるから。
マップやチラシ収集など情報も得られ、重い荷物を置くロッカーもあり、タイムスケジュールも立てやすいのです。
電動自転車は800円/日。もっとお安い時短コースもあります。
普通自転車もありますが、200円節約して電動を選んだことを後で泣くことを思えば絶対に電動を^^;


13:00 城下町をポタリング

城下町の空気を肌で感じながら、レンタサイクルで駆け抜ける。
幸せで心躍る時間。


13:10 「青山歴史村」で版木体験

これはちょっとあとでモノ申したい(笑)。


13:25 「丹波篠山デカンショ館」

GWにできたばかりの「デカンショ館」をさらりと見学。


14:00 河原町妻入商家群の文化保存地区をそぞろ歩き

古民家をそのままきれいに使った雑貨屋さん、和食器屋さん、甘味屋さんがずらり並ぶのが「河原町妻入商家群」。
これは見て歩いて楽しかったな~♡
街並みが素敵すぎて、どこもフォトジェニック!! ここで撮影ツアーしたら絶対に楽しい!!


14:30 「小西記一郎商店」で小西のパン

ごろごろっと入った黒豆のパンで有名な小西のパンをまた購入。

明日の城山で食べるんだ♡


14:40 「雪岡市郎兵衛洋菓子舗」で丹波栗のモンブラン

アンティークな店内には丹波の素材を生かした洋菓子がところ狭しと。
メディアにも登場する人気店です。


14:45 今年も売り切れ「清明堂」の栗きんとん

絶品と地元で人気の栗きんとんは、数量限定で今年もまた完売・・・。
栗おはぎも完売。ならばとわらび餅の黒豆きな粉がけを買おうとしたらこちらも、なくなってました。
やっぱり「清明堂」さんは早めに来ないとだめね><


15:00 公園の奥にある天然温泉で疲れに負け知らず

移動日だったこともあり、少し疲れたからだを山の中腹の公園内にある天然温泉「王地山公園ささやま荘 まけきらいの湯」で癒して。(しかも湯上りにうたた寝したし^^;)
ここへ向かう途中の道がとんでもない急こう配!
ここで電動自転車を借りてよかったと心から思いました
泉質は珍しい、含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。泉質分析表にも、ラドンの含有量が書かれています。
(一応温泉ソムリエなので、分析表は必ず見ます(^-^)v)


16:00 山を下った途中の王地山焼の工房 「王地山陶器所」

篠山藩主だったあの青山氏が始めたという作陶・王地山焼。
一度廃窯となって、20年後に復活を遂げたのだそう。
凛とした美しさを映す青磁が特徴で、なんとなく中国の作風も色濃く出ているように感じました。


16:15 力士に姿を変えたお稲荷さん伝説

王地山陶器所の目と鼻の先にある、「王地山まけきらい稲荷」の連なる鳥居は一見の価値ありです。


16:30 丹波杜氏酒造記念館

閉まる寸前に滑り込み見学!



16:45 ほろ酔い城下町こと鳳鳴酒造

知らなかったんですが、この日オープン15周年の記念日だったという「鳳鳴酒造」さんの見学施設へたまたま訪問。

「おめでとうございます!」と言えました^^
その後は城を降りたところの「丹波篠山観光協会」さんで自転車を返却し、大きな荷物をロッカーから出します。(営業寺間は5時までですので注意。)

この短時間でここまで周回できたのは電動自転車があったからこそ。感謝!


17:00 観光終盤。閉館時間の篠山城大書院

観光案内所から篠山城は目と鼻の先。大きな荷物があっても移動できない距離ではないのです。
こちらでは、ご挨拶できたらいいなという方にやっとお会いできたりも。


17:15 篠山城址二の丸跡

少し早く着いてここで篠山城大書院を見学してもいいのですが、私はリピーターでしたので今回のお目当ての城址二の丸跡の広場、高台へ。
お城の造り、城下の造りを見渡せるだけでなく、実は知られていませんが秋の篠山城址広場は夕焼けのメッカ!
意外に低い広場なのでまさか?と思うかもしれませんが、私以外に一人しか撮影者に会っていないものの、三回とも遠くに茜色に燃えていく美しい篠山の落陽を望むことができます。
(望遠レンズが必要です)
時間配分は何度か行っていたので早すぎず遅すぎずぴったり。
いい夕陽が見られました♡
そこから付近で夕食処探し・・・ちょっと難航


19:00 篠山口駅で夕飯

篠山口駅まで戻り、近くの居酒屋で一人もつ鍋&お疲れの一杯。
城下町から駅行きのバスはさほど本数が多くありません。篠山口からの鉄道も1時間に1本とかそれ以下ですので、ヘタに現地にいると移動できなくなるため、駅周辺に戻ってきました。
普段の鉄道サイクルの感覚でいるとダメですよ☆
同じくコンビニやATMも頻繁にはありませんので、すぐに資金を下ろせると思わず、手持ちの現金に注意です。カード不可の店舗も多いです。



22:00 丹波の宿 「恵泉」でおやすみなさい・・・

黒井駅から真っ暗な夜道を歩き、本日のお宿「恵泉」さんへ。実は二度目です。
もとは福住の古民家へ泊る予定でしたが、台風で旅行の出発予定が2回変更したこと、古民家のお宿の貸し切り営業、星空観察の曇天でのキャンセルが重なりやむなく前日リスケしました。
それにしても今回も直前でも安い楽天トラベルさんのお世話に。
結果、翌朝はまた黒井城へ登れたし、万々歳!


楽天トラベル株式会社


一日目終了~二日目へ・・・



あいたい兵庫
兵庫県