「人生が変わった旅先はどこですか?」
って、よく聞かれます。
海と空が二分する別天地、
弘法大師・空海が修行し開眼したといわれる室戸岬。
私は迷わず、「高知の室戸です。」と答えると思う。
それくらい愛してやまない室戸ジオパーク。
(私のほざいている室戸ひとり旅カテゴリーはこちら)

激しく後悔です

前田博史さんというカメラマンの方が室戸岬について書かれた文章が、私も室戸に同じことを思い気持ちをつづったことがあり、勝手にびしばし共鳴します。
本当に苦しいとき、
己を奮い立たせるのは自分しかいません。
2本の足で踏ん張って、それでもだめなら這いつくばって、手と足でぼろぼろの体を引きずって前に進むんです。
そんなときに、言葉もないほどの強靭な自然の姿が前にあったなら、
どんなにか心強いでしょう。自分のちっぽけさが滑稽で。
どんなにか神秘的でしょう。宇宙や空や海や大地や、太古の風景が美しくて。
森羅万象に声もなく ただただひれ伏す感じ、
それが室戸でした。
室戸ジオパーク
天然写真家 前田博史さん
(注※音が出ます)