梅雨に入りましたね。
ハリーポッターに出てきそうな、鬱蒼とした木々と威厳のある校舎と。
(どうでもいいけどここの写真を撮っていたら、前から来た色違いペアルックの双子の兄弟にシャッターを押してほしいと頼まれ。ツインピークスのような不思議感・・・)

今日のおめざは、ブログ友だちに教えてもらった東京大学・本郷キャンパス内・ユビキタス館にある、ミシュラン掲載の湯島の名店・割烹くろぎの和菓子専門店「厨菓子くろぎ」で、和菓子を。
行くまでに地下鉄パニックで何度も挫折しながら、そして学内でもダンジョンか!というくらい迷いまくりながら合流しました(´□`。)
ちょうど一年前に、オープンしたそうです。
インパクト大!
すのこが連なったような個性的な外装は、同大学教授で建築家の隈研吾氏の作だとか。
日本料理の分とく山・本店や、浅草文化観光センター、斬新な組み木の大宰府のスターバックスなど、木の存在感を最大限に表現した様式で有名な方です。
内側にもこの通り。杉板の波。
カカカカッ!と生え揃うこの波をじーっと見ていると、まもられているような? 木の胎内にいるような?
何とも不思議な感覚に包まれます。
持ち帰りのおもたせの他に、できたてで提供される和スイーツはぜひイートインをお薦め。
だってこのビジュアルだもの!
ピュアなわらび餅や葛きり、あんころ餅などが、緑あふれる開放的なガーデンテーブルでいただけます。
■夏季限定 あんみつセット 1700円
ガラス陶器の下には氷器。
美しい盛り付け、器に添えられた花に心ときめきました!
濡れた桜葉をめくると・・・
寒天の上に弾力のあるお団子としっとりしたあんこ、バニラアイス、彩り華やかな桜漬けがはらはらと。
落雁にはくろぎのマークです^^
はじめは甘すぎないコシのあるあんこ、白玉だんごのそのままの味をひととき楽しみ、途中からは添えられた黒みつをかけて。
葛切り 1950円
わらび餅 2050円
あんころ餅 (二個)1700円 (単品)430円
塩アイス 1400円 (単品)750円
(単品以外にはコーヒー、お漬物、落雁がつきます。)
他、今回いただいたあんみつなどの夏季限定メニューがあり、かき氷ももうすぐ始まります。
和菓子と合わせたい絶品コーヒーは、猿田彦珈琲。
大きな抹茶椀になみなみとたっぷりな量が淹れられて、ラテならアートも施されていました。
ゆうに二杯あるだろう量で、この景色を見ながら時間を気にせずふっと憩うには、こんなに最高のセッティングはないのでは?と思えます。
森の声を聞きながら、しっぽり和スイーツタイム・・・
幸せわしわし。
毎日が追われているような日々ですが、場違いな東大のキャンパスで幸せをわしわしと噛みしめました!
次回は絶対あんころ餅かかき氷。
お店の方が教えてくれたのですが、あんころ餅の中のお米は潰したてで温かいまま出てくるんだそうですよ。
絶対美味しいにきまってる~(-_☆)!
さらにあんみつを食べ終わるころには、冷たいお茶と小瓶に入ったこんぺいとうがテーブルに置かれます。
そっと噛むと優しく砕ける、懐かしい味のこんぺいとう。
口にしたのは、何年ぶりかしら・・・?
東京都文京区本郷7-3-1
国立大学法人 東京大学 本郷キャンパス春日門側
ダイワユビキタス学術研究館1階
03-5802-5577
廚菓子くろぎ (和菓子 / 本郷三丁目駅、湯島駅、水道橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.2
番外編
お手洗いは隣接のユビキタス館のお手洗いを使います。
シンプルで無駄のないすっきりした館内、面白かったのが天井はむきだし状態で空気の配管や電気ケーブルの仕組みがすべて見えるようになっています。
最初なにコレ?と驚きましたが、理系ならではなんでしょうね(笑)。
自動ドアだってこの通り。
なぜドアが開くか、しばし見とれてしまいましたよ。