五月になりました!





皐月の心地よい風を感じるこの季節に、わたくしごとですがちょっとしたお祝い事があったので、
のだやさんを再訪。





時間の制約もなくゆったりとしたひととき、季節を味わいながら記念日を悦ぶことができるのって、大人の振る舞いをしていただけたようでとてもうれしい。




店舗につくとちょっと表の感じが違ってました。

このメニュー写真がまたおいしそう!

通り過ぎる方みなさんがしげしげと眺めて通られるのもうなづけます^^




藤の花のオブジェや鯉のぼりの節句細工が見受けられます。

こういった細やかな気分転換ができるのも、日本食に根付く粋なセンスですよね。





のだやの裏梅の紋を見ただけで、もう喉の奥がキュン!(笑)
条件反射こわいw





移転再開業して2年というお店ですが、鰻屋さんとしては50年のさすがはうなぎ職人の総本家。
雑誌・テレビなどメディアや権威ある賞に選ばれていたり重鎮の貫録。
見るとこの春にメニュー刷新したものもあるので、今日もとっても楽しみです~♪



日本酒のサングリア


えー、日本酒のサングリア?って思って物珍しさに注文してみたけど、美味しくって水のように3杯リピート(笑)!
さっぱりとしていて爽やか! うなぎにぴったり。





ほたるいか


いつも書いているように、いか好きですが特にほたるいかは大好き。
うう・・・のっけからこれですかー♪

ぬたも適度なかたさ、ぬめり! ほたるいかのプリッとした食感との相性バツグンです。





うなコロッケ






この春の新メニュー!
表面カリカリ、箸をすっと通すなめらかな具で、ほろっとコロッケが崩れます。





なんとうなぎの身を蒸した?焼いた?ものが練り込まれているの!





添えられたソース、振ってある粉チーズですっかりうなぎイタリアン!!





うなぎのハーブソテー フォアグラ添え


カッテージチーズや野菜のソテーも添えられて一口サイズだけどしっかりとした食べ応え。




香ばしくソテーされたうなぎにバジルのソースが爽やかに香り、万国共通なうなぎの美味しい食べ方を再認識します。
イタリアンとフレンチのジャポネーゼの融合?
のだやさん、もうすっかり「NODAYA」!!
東京オリンピックで来日する数多くの海外の人にも、是非ここのこのメニューお薦めしたいなぁ!!






そしてフォアグラのまた、濃厚で美味しいこと!





敷かれたソースはバルサミコなのかしら? ポルトソースなのかしら?




うなぎの酢〆 うら梅造り


きゃー。これは美しい!
一見すると絵画のようではないですか!?
しかも〆鰻・・・ってわたし人生初です。




こちらは、秘伝の調合の酢で生の鰻を〆たオリジナルメニューなんですって・・・
「のだや」のあの「裏梅」紋を模して、これまた見た目も華やかですねー






しっかりした厚みのある身をぎゅっぎゅと噛むたびに、弾力が素晴らしくて、また品のいいお酢の味とうなぎの旨みが交互に口の中に広がります。
梅ソースかわさびでいただくそうですが、両方いただいてみた私のベストはわさび。




わさび、いい仕事してくれています^^





そしてお待ちかね、キタ―――!






きょうすい うな重


天然のうなぎに最も近いと言われる、幻のうなぎ「きょうすい」にやっと出会えたー!!




sao☆幻の大井川 共水うなぎについては こちら




均一のたれの沁み込み、香ばしい表面と裏腹にふんわりしっとりとした肉質の共水うなぎ・・・。
うわ・・・・絶品です。
山椒はうなぎの味を邪魔しない縁の下の役目、身の下に敷こうねと教えてもらいそうしました^^





いいねいいね!ファン数が5000にも上るマンモスページになりつつある、「のだや」のFacebook。
いつも読んでいるんだけど、食べ歩き好きとしてはやっぱりそのおいしさを作るための匠の技、お店のあれこれって知りたいわけです。
そのあれこれが、1500いいねいいね!とかついていて、そのファンの多さはやっぱり凄いよね。






こんなに綺麗な蒲焼きになる秘訣は うなぎ料理人総本家“匠の技”串打ち編 にていいね!





肝吸いも上品です。




四季のフルーツとうなアイス


デザートも頼んでみました。今月は抹茶。
・・・うなアイス??





そのアイスの上に、なななんと!! 
うなぎの骨の粉と、みつに蒲焼きのたれがかけられた、〆までちゃんとしたうなぎ尽くしのメニューになりました!!




大満足の一日は、美味しいが笑顔を運ぶんだなと本当に感じられた一席。
和の素材うなぎと思っていましたが、その型にはまらない調理法、下ごしらえの綿密さ、そこから生まれる多様なおいしさは、日本酒はもちろん、ワインやサングリアやビールや、一つの枠にとらわれない美味しさの世界観を生むように思いました。
今日みたいにうれしい気持ちを共有するときこそ鰻を、そしてこのお店がぴったりくることを再認識です。





そうそう、最寄りの鶯谷からほど近い、東京国立博物館で、特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝」をやっています。
これ見たいの―――(・∀・)!!
だからその帰りにはできればまた「のだや」に行って、うなぎを味わおうと思います。
昼からこの酢〆で白ワインで一杯なんて・・・・
シエスタじゃ♪ 極楽じゃ♪




入谷鬼子母神門前のだや
東京都台東区根岸3丁目11-5
050-5869-5137 (予約専用番号)
03-3874-1855 (お問い合わせ専用番号)