新宿はね、東京砂漠の代表格だと思っています。いまだに。
ジャングルですよ。
西口を歩いていたのに都庁前だったり。かと思うと西新宿になっていたり。
ユニクロにいたのにビッグカメラにいたりと、まさにビックロ!!ぶっ





そんな新宿の西側で仕事や研修することが多いのですが、この日も研修帰りの三井ビルでいいお店を見つけました!




スペインの定番や伝統料理を気軽に安心価格で味わえると噂のスパニッシュダイニング「Rico」

スペイン料理大好き




目の前のパティオで打ち合わせの人ごめんなさい。
集中して講義だったので疲れがピーク。
私はもう飲んじゃいます・・・!!チュゥッ






入ってすぐはムーディーなカウンターバー。

女性バーテンダーさんが一人しっとりと立っていらっしゃいます。




キッチン回りは、逆にワイワイがやがや気取らないせわしないバルの雰囲気充分!






表にこんな風にピンチョスとタパスのワンプライスが掲げられていたので、最初はこちら狙いで入りましたが、店内に入って気が変わりました。





だってイベリコが誘うんですもの
このお店のイチオシはなんといってもスペイン産の豚肉の王様、イベリコ豚なのだそうよ!
惜しげもなくエントランスには何本も吊るされ、カウンターでもこうして私のために(?)削られるのを待っています♪
カウンターに腰かけて、今日はアラカルト方式に変更




私が入った時間はまだ夕方だったので、こんな風にちょっと店内を撮影させてもらう余裕もお店にありましたが、しばらく食事をしている間に100席以上はあろうかというフロアは満席状態です。
人気店なんですね~♪





女性好みのお店に見えて、その集まった客層を見ると男女比は約半々と予想を裏切る男性支持多し!
後から気付いたのですが、その食事の本格的さとラフな空気の居心地の良さゆえかなと思います^^












目の前にー
大好きなー
サングリアがーラブ目





赤と白、コロンとした可愛い自家製サングリアがガラスびんで誘惑しますが、もっと気になるお酒を見つけたのでまずはこちらを






■桜ハイボール 500円





バカルディ社のデュワーズ・ホワイトラベルを使ったハイボールです。






なんと桜のシロップ漬け入り

軽やかで飲みやすいデュワーズがさらに華やかで春にぴったりな一杯に変身です。





この桜漬けが・・・
泳ぐようにいったりきたりするのが綺麗で、ずっと時間を忘れて見つめてしまいます。
"ピアノレッスン"という映画のクライマックスでピアノが海に沈むシーンがあったのですが、そんなワンシーンを思い出しちゃいました。

「春を愛でる」
そんな季節にピッタリなハイボールですね。




おととしスペインのバルセロナに行ってきましたが、スペインの人って明るいうちから飲んじゃうw

一律価格のタパス(小皿)をひょいひょいっと選んで、居並ぶバルの店先に並んだテーブルで皆さん気軽におつかれさま会をしてます。

そんなフランクなイメージそのままに、こちらの「Rico」でも、ピンチョ(串)は一律300円、タパス(小皿)は一律500円なようです。
さぁ、お料理が運ばれてきましたよ!





■モッツァレラチーズとチェリートマトのピンチョ 300円


カリッと固めのチェリートマトとみずみずしいモッツアレラのコンボ。
挟んだ紫蘇の風味も爽やか。





■エスカリバーダ 500円






スペイン風・焼き野菜のマリネは日により用いる野菜は違うそうですが、この日は玉ねぎ、赤と黄のパプリカ、洋ネギのシブレット。
とってもカラフルな虹のよう!





■イベリコ豚の5種盛り合わせ 1980円




凄いのきた! 生ハムの薔薇! 生ハムの薔薇の人!( ゚Д゚)

こちらのプレートは、イベリコの生ハム薔薇を中心に奥から時計回りにパテ、ムース、チョリソ、サラミとイベリコ豚の5種5様を楽しめます。






どれも深い味わい。





そのままで、バゲットにのせて。手が止まらない美味しさです。






桜ハイボールの次は、やっぱり気になった

■サングリア<白>





■イベリコカツとトマトのピンチョモルーノ 1480円


四角っぽいのがロース、丸っこいのがフィレです。

持ちやすいピンチョで出てきた、コスモ(宇宙)感じる不思議な一皿。





衣のパン粉には少しチーズが加えられていて、そのままでもいけますが、お皿の銀河系のようなバジリコソースをすくって食べてみました。





■イベリコメンチのボンバ 
980円


最後に頼んだものは「3つ並んでだんご♪ だんご♪」と思わず声を出して歌ってしまったメニュー。
隣のお姉さんが大爆笑してくれて、一緒に歌いましたとも!





このチューブ状のソースはかけるのではなく、中身のメンチにお注射します。
ソースには何が?とお店の人に聞いてみたら、ソースにシェリー酒、イベルコ豚の脂などが合わさった特製のものだとか。





もうね、「お痛するコはいねがー!」って感じで。
「スペインに変わっておしおきよー!」ってね。



ブチュ――――!Σ

ああ楽しい。
新宿なんだけど心はすっかりスペインスペインの夜。

私は酔うと楽しくなっちゃう派。

ご陽気な酔っ払いはいたくこのお店がお気に入りになったので、また仕事帰りに寄ることを誓って今日はおしまい。






初めてでよくわからず、アラカルトで頼んだけれど、平日17時から19時限定なら、カウンターの好きなタパスを5品つまみ食い感覚で選べる「タパスプレート」が1000円で提供されているみたい。
さくっと飲んでメインを追加っていうのもいいなぁ。
使い勝手の良いスペインバルをまた発見しました、うれしい!




スパニッシュダイニング「Rico」

東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング B1

03-3347-2305