日英Big Data Workshop
ウイリアム王子来日記念
「Innovation is GREAT」




私たちを取り巻く現代環境に置いて、あらゆる産業分野、研究分野において膨大なデータ=ビッグデータをいかに活用するかが、世界の中における存在意義、科学技術の発展において重要になっています。
データを紐解き、解明し、そこからまた新たな価値を生み出し、新しい産業を作り出す基盤や社会問題の答えを紡ぎ出してゆけるかが大きな課題となっています。




そんな中、日英両国で、この1年にわたり、ビッグデータ到来時代の取り組みとして、医療・科学ジャンルへの応用、個人情報についてなどの相互協力をし、共通理解を深めながら研究者同士のコミュニケーションを強固にはかってきたそうです。

そして未来へ向け、University CollegeLondon(UCL)と国立情報学研究所(NII)・統計数理研究所(ISM)、Data Science Institute,Imperial College London(ICL)と情報・システム研究機構の間で了解覚書(MOU)を締結することとなりました。




ロボットからビッグデータまで幅広い分野における英国のテクノロジーを、両国のトップ研究者が一堂に会して世界中に紹介するキャンペーン「Innovation isGREAT」。

プログラムは以下の通りでした。


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アストンマーティンCEO アンディー・パーマー氏 開会の辞

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オックスフォード大学総長 アンドリュー・ハミルトン教授 「イノベーションのエンジンとしての大学」

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MOM Incubators Ltd クリエイター・創立者、The 2014 James Dyson Award国際最優秀賞受賞者ジェームズ・ロバート氏  「ソーシャルイノベーションと起業家精神」

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RU Robots Ltd CEO ジェフ・ペグマン氏 「イノベーションと新興テクノロジー―政府、ビジネス、アカデミア」

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The Open Data Institute 会長・共同創立者、サウスハンプトン大学人工知能学教授 ナイジェル・シャドボルト教授  「データが社会を変える - データ駆動型イノベーション革命」

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Innovation is GREAT campaignスタートセレモニー JAXA宇宙飛行士グループ長 野口聡一氏

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Surrey Satellite Technology Ltd (SSTL) 常勤会長、Surrey Space Centre (SSC) 所長マーティン・スウィーティング卿   「新しい宇宙の経済学 ? インターナショナルコラボレーションとイノベーション」

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駐日英国大使 ティム・ヒッチンズ 閉会の辞

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レセプション・パーティー














余談ですが・・・ワークショップでの使用言語は英語となり、同時通訳のガイドイヤホンを借り忘れた私は困難を極めました(笑)!!




一番の驚きは、今回のワークショップのタイミングに合わせたかのように、ウィリアム王子の日本初訪問が叶ったことですね。



日英のMOUの開始宣言をウイリアム王子が行われ、そのあとは





日本式のお祝いで鏡開きもされました^^


















懇親会場には、紹介されたイギリス発の技術ロボットや医療機器が展示されていて自由に眺めることができ、直接、開発・研究者から説明を聞くこともできました。




 






 



私は宇宙にも深く興味がありますし、心臓も悪くしましたので、心臓カテーテルの研究開発システムにも足を止めたり。








ちなみにこちらは、難民キャンプで失われる幼い命を助けたいと開発された、画期的な早産児用の保育器。
小さく折りたためるエアクッションなのです。









今後は今まで以上に宇宙工学についての日英の協力体制も強化していくそうで、宇宙飛行士の野口さんもいらしていました。

握手していただきカンドー!





企業・政府と大学との見事なコラボレーションに英国は日本よりも成功しているように見受けられました。







































今回のご招待主、駐日英国大使 ティム・ヒッチンズさん♪
流暢な日本語でお話されていらっしゃいました。いつかじかにお会いしてみたいですね^^
ありがとうございました!