
かつて江古田に住んでましたので、練馬は庭のようなもの。←ホントか?w
その名も練馬熟成肉団「肉賊カウぼーず」
なんだかもう店頭から、階段からわくわく(笑)。
すったもんだ こったもんだ やったもんだ♪
ほしいよ、ほしいよ熟成肉ー♪
絶対食べると決めちゃったー♪
店内に入ると、現代風西部劇に出てきそうな、カラッとアメリカンな雰囲気。
でも良く見ると、なんと多くのボトルがきれいに並べられていることか・・・
お肉もお酒も楽しめる――、
そう一瞬でわかりました。
牛肉は熟成されることにより、酵素の働きで肉質が柔らかくなり、うまみ成分のひとつアミノ酸がぶわっと増加していきます。
熟成肉にはドライとウエットがあるそうですが、カウぼーずでは、ドライエイジングで表面を乾燥させて熟成させるので、水分が飛び旨味と香りが真ん中に集まったお肉ができあがるのだとか。
熟成には専用の庫があり、温度が高ければ肉は熟成ではなく腐ってしまい、低ければ凍ってしまい熟成にならないようで、とってもその管理とバランスが難しいのですって。
「初来店ですよー」というと、店員のお兄さんが熟成肉の部位や重さ、値段の書かれたボードをもって説明してくれました。
「お二人で4~500gがちょうどいいですよ。」、と勧められて。
正直「オイオイオイ・・・いつもお肉を買うけどそんな一人400gも買ってないけど・・・!」と思いつつ、焼いたら縮むのかも?と言われたようにオーダー。
熟成16日の黒毛和牛内もも230g、熟成19日黒毛和牛リブロース220gを。

どどーん!Σ
焼く前に、私たちが選んだお肉をテーブルまで持ってきてくれました!
うわ、こりゃすごい!!
リブロースはレースのようにサシが入って、内モモは赤く鈍く光るかたまり肉。
熟成されたお肉ってもっと黒ずんでいるのかも…と思っていましたが、予想に反して、とっても綺麗な赤身肉で驚きです。
エスプレッソカップでちょこんとバゲットをのっけて出てきます。
まろやかでペロリ!
ポテトサラダ(トンノ) 280円
トンノって上に掛っているマグロのフレークみたいなソースのことだとか。
ポテトは完全マッシュではなく、ところどころダマなのが噛んでて美味しいね^^
レアでまろやか~な口どけ♡
そうこうしていると、お目当ての熟成肉が!!
薄切りタリアータの状態で!
そしてやっぱり危惧した通りに、すごい量だった―――(爆)!!
いやそれにしてもいい焼きの香り。醸したようなフレーバーがかすかに。
それにまわりはスモーキーなのに、真ん中はとってもレア!
きらっきらと輝く赤身です
内ももを箸で持ち上げようとすると、ぐにゃんととにかく柔らかい!
そして口に含むとねっとりしている。まるで誰かの舌のような感触。
そしてリブロースはそれはそれはもうまろやか!!
赤身の生々しいおいしさ。
とっても甘い。甘いというか、もう言うならば 「あま―――――い(叫)!!」
肉女子なお友だちと、頑張って頑張って食べたのですが・・・なんと、
た・・・食べきれなかった・°・(ノД`)・°・。
もうね、ピッチに立ち尽くす、予選で負けた日本代表の気持ち。
絶対に負けられない試合がここにはある。そうわかって挑んだのにこの貧弱、貧弱ゥゥゥ。
これはもっと人数を増やして、リベンジしなくてはなりません。
「エイジングビーフを囲む、アンチエイジング女子会」。
いいじゃん、いいじゃん。
わいわいとお肉を食べたいもの。
誰だ、「熟女と熟成肉の会」なんて言ってるのは(`・ω・´)!!
自家製リモンチェッロ 570円。
一口もらったらおいしかった♡
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ⓒ日本経済新聞
で。「熟成したら旨みが増す」の話が気になったので、帰ってからいろいろ調べてみました。
うま味を感じるのはアミノ酸だといいますが、ナルホドすんごい数字。
だから甘くて美味しかったのねん。
数字で見て納得です。
練馬熟成肉団「肉賊カウぼーず」
東京都練馬区豊玉北5-19-12 鈴木建物 2F
電話:03-3992-2501
練馬駅 徒歩1分肉賊カウぼーず (バル・バール / 練馬駅、豊島園駅、桜台駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6