創業明治17年。
「懐かしい!」と思わず初めて来た人も叫んでしまうような、大正ロマンあふれる近江屋洋菓子店。
お店は神田と本郷にあるそうですが、私はここ神田(淡路町/小川町)しか来たことがありませんね。
ガラス貼りの店内は、無駄に高い天井の中、カウンターやテーブル席が随分と余裕をもって優雅に並べられています。
この空いた空間が気にならないと言えば嘘になります^^;
この通り、ショーケースも昔風でとっても落ち着く~♡
ケーキ、パン、ドリンク、すべてが自家製のスイーツパーラーです。見た目も風合いも昭和・・・いえ大正?ロマンあふれる感じ。
イートインの一昔前のスナックのような一脚テーブル&スツール、たまらないw
毎回、居心地が良くてつい長居しちゃいます。
ドリンクバー、625?円と書かれていたように思うけど、レシートを見たら540円になってた。
セットだと割り引かれるのかしら?
タルト生地は重くてしっかりしたもの。
ナパージュ的寒天?の下には薄く生クリーム。
甘さ控えめに感じるのは、ぶどうのみずみずしい美味しさから。
完熟していて甘く、それでいてみずみずしいぶどうの弾力はさすが。やっぱり美味しい!!
近江屋の看板ケーキと言えばアップルパイのようなんですが、私はやっぱりフルーツたっぷりなものをお薦めしたい。
近江屋洋菓子店の魅力は、このドリンクバーです。
注文すると、レトロ可愛いカップを渡されて、あとは自由に生搾りフルーツジュース、コーヒー、スープなどを飲み放題というわけ。
バナナとほうれん草、ストロベリー、ハネジューメロン、紅茶、コーヒー、ミルク、ホットチョコレート・・・など。
ジュースは全種飲んでみたけど、なぜだかこの日はどれも薄くてキョトン(゚Д゚)。
いつもは美味しくて大満足のストロベリーも、この通り水っぽく。
反対に濃くて甘くて美味しかったのがホットチョコレート。
もしや近江屋洋菓子店の最強ドリンクは、このホットチョコレートではなかろうか!
くたくたっと煮込まれたお野菜の甘み。お肉も大きなかたまりがゴロッっと。
コショウを効かせて、甘いドリンクとの組み合わせで何杯でもいけちゃう。
NeverEnding ドリンクバーです☆
紐といてゆっくり開くと、こんなふうに光沢がまぶしいフルーツのケーキが箱から出てきたっけ。
ちょこんと食卓に座って、小さなフォークをカジカジやりながら小さな私はケーキが箱から出てくるのをじっと待った。
・・・ワクワクしながら。
そんないつかのワクワクを、近江屋洋菓子店は思い出させてくれます。
この日も何時間いたかな?
落ち着く店内で、ついついおしゃべりハズム楽しいカフェタイムです。
近江屋洋菓子店
東京都神田淡路町2-4
03-3251-1088
9:00~19:00(日祝10:00~17:30)
近江屋洋菓子店 神田店 (ケーキ / 淡路町駅、小川町駅、新御茶ノ水駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5