ひょうごツーリズム協議会さんのあいたい兵庫キャンペーン、
「物語(ドラマ)チックに愛たい兵庫ブロガーツアー」。
ICカードのICOCAを手に、関西空港から電車を乗り継ぎ丹波をめざします。
昼食を食べていませんでしたが、今までの経験でわかっていたことは、
丹波の店じまいは早い。
おちおち食事を摂っていたら、タイムロスになるのは目に見えています。
篠山口駅は何度も来ているのですが、移動に毎回悩んでしまうんですよね~^^;
レンタサイクルも扱っているのですが、駅周辺の窓口の貸出期間が短いことと、バスの本数が少ないことは注意しなくてはなりません。
今回はタイミングよく来た篠山城下町方面に乗り、「春日神社前」でバスを降りました。
春日神社は春日神を祀る神社で、奈良の春日大社を総本社として、全国に約1000社もあるそうです。
こちらの春日神社も、藤原基経・時平父子により奈良の春日大社から分霊されたもので、もとは篠山城のある小山に氏神として祀られたものを、のちのち篠山城を築城するときにこの地に移遷されたものだとか。
町の皆さんから「おかすがさん」と呼ばれしたしまれているそうです^^
境内は自由に散策できるのですが、参道から見てお分かりのとおりとっても綺麗に保たれています。
秋で落葉もあるかと思うのに、ぬぬぬわんと、敷地にごみ一つないんです!
どれだけお掃除なさって、どれだけ地元の方々に敬われているおかすがさんかが伝わりますよね。
しかもこの参道、黄金律というか左右対称で造形美としてもうっとりしてしまうほどでした。
境内で行われるお祭りのお神輿、また能舞台での春日能も素晴らしいと聞きます。
なぜかリアルな対の鹿の像があって、一瞬びくっとしてしまうw
奈良=鹿だからでしょうか?
登ろうかどうしようか迷いながらも、この上にただならぬパワーを感じひるんでいたら気さくなおじさんに声を掛けられて話し込んでしまい、上るタイミングを逃しました^^;
本殿。
はて、噂の能舞台はどこなんだろう?
もちろん境内もピカピカに綺麗です。
昭和27年に平和祈念のために建てられたという絵馬殿がありました。
こちらが誉れ高い狩野尚信作の「黒神馬絵馬」。
あまりにもイキイキと描かれていたために、黒馬が夜な夜な絵から抜け出して畑の豆を食い散らかしたとまで言われる伝説の名作で、一時は抜け出さないようにこの絵馬だけに金網が張ってあったのだとか・・・(驚)!
確かに今にも飛び出してきそう!!
篠山市の指定文化財にもなっています。
どれも当時の時代の息遣いを静かに感じらる作品群。
私も日本画を描いていたのですが、墨や顔料は歳月を重ねれば重ねるほど、重みが出て存在感を増すので、見ていて飽きませんね。
とても小さな絵馬殿なのですが、
一歩入るとこの空間だけ空気の比重が違います。
境内の一角に自由に出入りできるようになっていますので、ぜひゆっくりと拝観していってもらいたい場所です。
木のぬくもり、落ち着きます。
<つづく>
いってきま~す。
http://ameblo.jp/tomocodocomo/entry-11927486135.html
秋の丹波に行ってきました!
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ドラマチック兵庫<秋の丹波にロマン飛行③> マロン飛行気分でいってきます!
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「物語ちっくに愛たい兵庫」
