淡路島と喰らえ 三軒茶屋店 でお食事。




「淡路島と喰らえ」は、NPO法人淡路島活性化委員会のお店。 
兵庫県淡路島のふんだんな海の幸・山の幸を直送で楽しませてくれる、全国でも珍しいお店です。
完全個室で仕切られた店内は、とっても落ち着く空間。
気の置けない友人とのお喋りはもちろん、食事しながらの商談でも、ワケありなデートでもw 足も崩して、おいしい肴に舌鼓♪
兵庫が大好きで年に3度は旅している私ですが、淡路島はまだ未踏の地。
〝いつか行きたいな~〟と夢見ながら、「淡路島と喰らえ」何度かリピートしているお店だったりします^^



■枇杷サイダー

暑い日だったので、まずは喉をうるおすために枇杷サイダー。
枇杷といってもあの種の周りの苦味はせず、実の甘い香りだけ抽出されてておいしい。
すぐ飲み干しちゃったので、続いて、追加。

■白桃サワー




■前菜


手前から、じゃこ天。
南京の豆乳寄せ。
焼き茄子と湯葉の海老餡かけ。
この前菜ったら、冒頭の蛇腹に折られ、もみじが忍ばされた懐紙の下に隠れていました。
なんとも粋( ´艸`)!!
「居酒屋と思ってはいけません。和食割烹ですよ」とボディーブローを食らったかのようです。




淡路島は海に面し水もキレイで、海鮮もお酒も美味揃い。
今回はおススメを中心に注文してみました。
まずは名物・ざる見せとやらを!

■鮮魚・ざる見せ



この日入荷の鮮魚をざるに乗せて、お席まで持ってきてくれます。
好きな魚を選んだら、刺身、焼き魚、、天ぷら、煮付けなど好みの調理法をオーダー、というわがままスタイル!
この日は、手前から、アジ、コマダイ、かわはぎ、ブリカマ、キンメ、ホウボウ、のどくろ、スルメイカ・・・と豪華絢爛なラインナップ。
迷う! 迷いますよこれは。
アジも好き、ブリカマの脂乗りも見過ごせない、ホウボウはあまりスーパーで見ないけど超美味しいし、キンメは海鮮旅館の十八番、間違いなく旨い!

―――でもちょっと待って!

え?! 〝のどぐろ〟?
今〝のどぐろ〟って言いました? お兄さん!?


あのテニスの錦織くんが「日本に帰ったら一番食べたいもの」で答えた希少で高級魚の「のどくろ」

山陰・鳥取の網代港にお邪魔したときに水揚げしたばかりのところに出会ったけど、のどの中が真っ黒いのどくろは、東では聞きなれないけど西では高級魚。

漁獲数が少なくあまりお店に並ばない上に、そのおいしさが評判を呼びお値段が高いのです。




■ざる見せより、のどぐろ刺身(半身)


私たちは叫んだね。
「のどぐろで!!!!」
半身はお刺身にしてもらい、残り半身は煮付けにというミラクル技をお願いしました。





壱岐だったか隠岐だったかド忘れしたけど、のどぐろです。
皮にさっと火入れがしてあり、たぶんそのときに塩をパラッと振るのではないでしょうか。




程よく香ばしい皮にこびりついた塩味が、その下のこってり甘い身をより一層引き立ててくれてます。




甘い。
とっても甘い。




そしてとろける舌触り。
こんなにおいしいお刺身、ここ何年かで最高峰。




わははー。
シアワセ!!!




桃色がかった身は弾力があり、でも至極やわらか。
ふわとろで、甘くて、脂のりがよく、「白身のトロ」と呼ばれるのがうなづけます。

お醤油も淡路産。
センザン醤油といって4年熟成ものだそうで、旨みがギュッと詰まったお醤油ですが、そこにのどくろをチョンチョンっとひたすと、醤油の表面にぱーっと脂の玉が花咲くほど、のどくろは脂が乗っています。



■鮮魚・三点盛り。


のどくろを半身にしたので、追加でお刺身を。
手前から、タイ、ブリ、タコ。




コリコリした食感が楽しめるタイ。




ブリ・・・とおっしゃったけど色を見るとワラサに近い?





厚切りのタコ!





もうこの厚み。弾力。
惚れちまいますよ、ブリに。
ブリ布団で寝たくなります。
新鮮で臭くないからきっとへーき




タコは淡路島の藻塩でいただきました。




藻塩はミネラルたっぷり、ざらっとした食感と生成りの色合いも好き。



続いて、淡路島名物と言ったらこれも外せないのです。




■淡路島玉葱の溶岩焼き





丸ごと焼いて、十字カットして寝かしてまた焼きます。
溶岩で焼かれた玉葱は大ぶりで、まろやか。火を通すことでますます甘く仕上がります。
一枚ずつはがしながら、ハフハフ食べるのも楽しいの~(w
このあたりでお肉も燃料投入!





■淡路牛の溶岩焼き

何とも美しいレース模様のようなサシが鮮やか!




お野菜、エリンギと一緒に溶岩で炙って、またまた淡路島のセンザンぽん酢でいただきました!
やわらか~しっとりした淡路牛は、あの神戸牛のルーツと言われているそうですよ。




■ざる見せから、のどくろの煮付け(半身)


テーブルに届けられた瞬間に「キャー!」と思わず歓声を上げてしまったのどくろの煮付けちゃん。
ギラギラと照りを輝かせ、こりゃ箸を入れる前からヨダレが落ちそう・・・( ̄▽+ ̄*)!!





ちらっと覗くと、喉はこの通り真っ黒ですよん。




身が新鮮だから、短時間でもしっかり煮汁が沁みこんだ身は、ほくっとしていてジューシー。
赤魚特有の甘みと旨みが汁にも染み出て、煮汁も飲み干したくなるほど美味しいのです!!




と思ったらそこに現れたき・た・さ・か・た・ま・ご!
淡路島・北坂養鶏場の無添加たまごでなんと・・・





■卵かけご飯

しかも味の沁みこんだのどくろの煮汁かけバージョン!!!



奇跡のコラボ! 
奇跡のTKG!

こんなおいしい卵かけご飯、誰も今まで食べたことないんじゃない?と思えるくらい、マニアックだけど美味!!!!





■北坂玉子の出し巻き卵


TKGがあまりにも美味しかったので、出し巻き卵も〆で追加。

餡かけたまごのようなやさしい味わいでしたが、「淡路島と喰らえ!」と主張の印籠はしっかりと・・・(笑)。
〆がデザートではなく、食事系というところが私らしいというかなんというか・・・。
そして「〆」と名がつくと別腹感ありありで、どんなにお腹いっぱいでも入ってしまうからアラ不思議・・・
最後までおいしくいただいて、またの再訪を誓い、いつかは淡路島の訪問を夢見る私なのでした♪


三軒茶屋 居酒屋 淡路島と喰らえ 三軒茶屋
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東京都世田谷区太子堂4-23-1 遊楽ビル
03-6805-5962
最寄駅:東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線 「三軒茶屋駅」 北A出口より徒歩1分