県道68号線「かごしまロマン街道」の標識がある荒平天神は、最近話題のニュースポットでパワースポット。
この写真の右側が休憩所になっていますが、実はここは元駅舎。
廃線になった大隅線荒平駅の跡地です。
ちょうど整備され始めたばかりなようで、工事中でしたが10台ほど停めることができる駐車場を作っているようでした。





旧荒平駅の向かい側が荒平天神
鹿屋八景のひとつでもある景勝地です。





三方を海に囲まれた天神島・・・




それはそれは美しい海・・・(ため息)。
錦江湾の向こうに薩摩半島が薄く垣間見えます。





創建は天文年間。
学問の神様・菅原道真公を祀っており、大正12年の災禍でも、ご神体だけは無事だったそう。
この立地の不思議さ、天が与えたような風光明媚さは人の成せる世界ではない気さえしますね。





道真公がこよなく愛したという梅の花。

その花びらに似た貝殻がどこからともなく流れ着き、今も波打ち際が白く光り輝く・・・
といういわれのある不思議な浜なのです。

確かに、砂の粒子が細かく、白い貝が点在してはいますが、見た感じ、丸くて綺麗なものはなさそうな?




社殿は鳥居をくぐり、小山の先のようです。




―― が、すごい傾斜! そして足場!
まるで登らせまいかとするかのようなその険しさですが、ロープをつかんで登っていきます。




一筋縄ではいかないとは、文字通りこんなことでしょうか(汗)。
後から来たハイヒールを履いた女の子は、涙目になっていましたよ^^;





険しい階段を上がりきると、小さいながらも美麗な社殿が姿を現わします。




なるほど、言い伝えに出てきた梅梅の花もあしらわれていますね。




受験時期には、合格祈願などで訪れる人も多いといいますが、険しい階段に勉学の狭き門を重ね、上りきったあとのこの美しい景色できっと胸が洗われるような気持ちになるのでしょう。





それほどに息を呑む美しい海の景色・・・
堪能させていただきました




さて、また危険な参道は、実は上りよりも下りのほうが危険だと知った帰り道(爆)。
へっぴり腰で崩れ落ちそうになりながら鳥居まで戻っていくと、鹿児島県さんが満面の笑顔で待っていてくださいました。





「はい!」と開いた手のひらの上には、つやめいて輝く白い貝殻が数枚・・・

光に照らされて、本当に梅の花びらのよう!

なかなか見つけにくいというお話でしたが、私が参拝している間に一心に探して見つけてくださったのだそう!






あとから画像データを見直したら、そのお姿が!!

か、感激・°・(ノД`)・°・!!





満潮時には潮が満ちて渡れなくなるという、故郷・広島の厳島神社のような、フランスのモン・サン・ミッシェルのような、荒平天神





霊力が強い道真らしい神秘的な神社でもあります。




パワースポットには興味がないなぁ、なんていう方は、廃線となった大隅線をしのぶ荒平駅~古江駅の見学なんてどうでしょうニコー






回廊パーク
荒平天神
鹿児島県鹿屋市天神町
0994-31-1121
(鹿屋市観光振興課)



<つづく>



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