森小休のオーナーさんから、レストランだけではなく地続きのホテルも案内していただきました。
こちらはロビー。
アンティークな家具や作家さんの陶磁器も素敵。
変則的なステンドグラスのような配色が本当に素敵!
畳や座布団、ちゃぶ台といった和室にもしっくりマッチしていて、オーナーさんの審美眼に改めてうなりました。
しかもです。
段差なきバリアフリー。
きっとここに泊まると、暮らしたくなりそうなそんな予感がします。
なんとバスルームは広々で、奥には海外製の猫足バスタブ!
チョイスがオシャレ!!
館内のいたるところにカワセミのお写真があり、先代のお見立てだそうです。
カワセミには言い伝えがあるから・・・とのことだったのですが、その言い伝えの内容をど忘れしちゃいました! すみません・・・
人が集まる、だったような気がします。
えこふぁーむさんの飼育は、バイオペットというおが粉が用いられ、広いサークルでのびのび育つ黒豚ちゃんたち。
品種としてはLWDの三元豚なのだそう。
情報公開豚肉、「肝付豚」はサシが綺麗に入って肉が縮みにくいのも特徴。
だからやわらかく甘いのだとか。
ちょうどこの地域に、12世紀から400年にわたり大隅半島を拠点にしていた肝付氏が、城を築き繁栄をもたらしていたことにちなんで名付けられた銘柄です。
1鹿児島・大隅半島は豚大国で、1827年にはすでに薩摩藩の江戸屋敷で豚が飼育され、商いがあった記録があるそうですよ。
江戸幕府最後の征夷大将軍・徳川慶喜は好んで豚肉を食べたそうなので、「豚一様」と呼ばれた文献が残っているそうな・・・←あまり嬉しくない呼び名に思えますが(w
肝付町の原生林、"国見山脈"をスペイン語にもじった店名です。
手作りの生ハム・生ソーセージ工房となっていて、その営業は10時~14時まで・・・
商売っ気がないない(^^;)!
販売所の一角にある「国見そば」。
こちらも営業時間は11:00~14:00。
それにしてもこだわった材料でありながらこんなに安い!! 学食並み!
生ハムやドレッシング、
オリーブオイルなどお買い上げ♡

そんなに手間がかかってるんなら、ただ出して「おいしい」と思ってもらうだけでなくもっと説明したほうがいいですよ、もったいない

さきほどレストランでいただいたソーセージ~♡
化学物質をいっさい使用していない無添加ですって。
もちろん最終日ですのでこちら精肉も買って帰りました。
家に帰ってからソテーにしましたが、本当に旨みがぎゅっと濃厚で脂身までおいしかった!!
よく見るとガラス戸にバイクの後輪が反射しているのがわかりますか?
実は私の背後にはたくさんのバイカーの皆さんがいらっしゃって、「集会ですか?w」と思わず話しかけちゃった(笑)。
「安くてうまいとバイク仲間の間で評判のお店。山の中で迷ったけど探して来た甲斐があったよ!」
旅慣れた腹ペコ男性にも人気のようです。
またまたこちらもビックリ価格・・・!
和食を中心としたおいしい定食はすべて500円、放牧豚の和食料理を70歳以上の方(自己申告制)とその家族なら、なんと300円で一食まかなえてしまいます。
そして家族とおいしい食事を楽しんで会話が弾むように・・・
先代のお考えのままにこのお値段据え置きなのだそうですよ。
それに、NHKきょうの料理でオンエアされたメニューを翌日には定食で出してくれたりとアイデアも面白いです。
レストランホテル 森小休(しんこきゅう)
鹿児島県肝属郡肝付町後田3584-1
0994-65-0206
農業生産法人(有)えこふぁーむ
鹿児島県肝属郡肝付町後田3584-1
0994-31-5758
森小休 (フレンチ / 鹿屋市その他)
昼総合点★★★★☆ 4.0
鹿児島県「かごしまの魅力」
鹿児島県観光サイト「本物。の旅かごしま」