釣るのも自己流でさばくのも買いに行くのも好き。
魚屋さん、魚市場、漁港・・・。
おいしい魚を自分の目で見るのが大好きなのです。
それもこれもおいしい魚を食べることにつながっていくから!
魚ダイニング「おやじの目利き 西村」
近大マグロについての記事は、こちら と こちら。
1階はちょっとしたカウンターとテーブル席、2階には宴会もできるお座敷の個室もあり、18名まで入れるんだって。
この日はご主人が一人で切り盛り。
団体が入っていて台所が回せないなぁっていうときは、もう一人店員さんが増えるそうですが、これは予約をしていったほうが安心かもしれません。
最初、店名を聞いたときからずっと気になっていたことがありまして・・・。
ここには目の肥えたおやじがいて、
そしてきっとそのおやじが「西村さん」に違いない と。
小柄でてきぱきと動くご主人に「西村のおやじさんですか?」と聞くぶしつけな私。
ご主人は目を丸くして爆笑w
築地市場にいらっしゃる、魚の目利きができる西村さんのチョイスでここに美肴が集まることからお店の名前がついたのだとか。
西村のおやじさんって誰!?w ガゼン会ってみたくなりました(笑)

さて、一杯目は暑い日にぴったりなスパークリング清酒、澪にしました!
お通しは、お野菜の煮浸しかな。
しっかりおだしが染み込んでいるのに、しなっとならずに食感がいいお野菜はうれしいね。
圧巻は「西村」自慢の宝石箱 一人前880円!
目利きが選ぶその日の鮮魚7種が入ったまさにお刺身の宝石箱や~!
箱のふたを開けるともくもくドライアイスの白煙があがる楽しい演出は、魚の鮮度を保つ魔法でもあります。
どれも大ぶりです。
目玉の近大マグロを中心に、時計回りにイサキ、〆鯖、コチ、サゴチ、ホウボウ、スズキ。
見落とさないで目でも味わいたいものです


口に入れたとたん溶けてなくなるほどおいしいわけで~♡
うふふ堪能!堪能!
お次は、目利きが選んだ本日の一夜干しから、鮎の陰干し焼き 1280円。
背骨も余さず、素揚げして骨せんべいにしてくれているのだ

それを控えめに敷いてあるのがまたいい。
こういう魚の部位を無駄にせず、下処理や細かくさばいて出してもらえるのは本当にうれしいなぁ

魚と向き合っているのがすごく伝わってきます。
ほっくほくのとうもろこし天麩羅 680円。
大好きなとうもろこし(笑)。
料理っておいしさもいろいろですが、ここはほくほくの食感を楽しみたい!
大粒コーンのすき間にある天ぷらの衣。
生地ではなく、その気泡の食感まで計算されたようなそんな噛み心地、めったに味わえないと思う!
天ぷらって粉ではなく含んだ空気が香ばしさを生むのかも?と思えるほど。
身が崩れることなくしっかりと煮汁を吸い、そして金目の脂が上品にコク出し。
根菜スキーも大満足です

〆に選んだのが、焼きおにぎり茶漬け<鮭> 880円。
本日いただいたこちらの魚介料理は、どのメニューも誰もがうなる和食の奥深さ、基本の「き」のおいしさにあふれています。
とてもじゃないけど単なる「魚のおいしい居酒屋さん」で片付けられないレベルです。
「魚割烹」と名乗ってください、ご主人

きっと外国人の人にも受けそう!
裏通りに面していて一見わかりづらい立地ですが、これは魚好きには是非ともオススメしたいお店です。
東京都中央区日本橋3-1-14
03-5542-1664
JR 東京駅 徒歩2分
地下鉄 大手町駅 徒歩2分
地下鉄 日本橋駅 徒歩1分
地下鉄銀座線 京橋駅 徒歩4分