さぁ、つづく"かごしまの黒"は鹿児島の誇る黒酢です。
活性酸素はひとが生きていく上で必要不可欠なものですが、分解しきれない余分な活性酸素はガンや生活習病、老化などを引き起こす病気の原因といわれています。
黒酢には酸化を防ぐ抗酸化物質が含まれ、注目されているのです。
お邪魔したのは、すべての料理に玄米黒酢"桷志田(かくいだ)"を使った限定のランチメニューやスイーツ、オリジナルドリンクがいただける、日本で初の黒酢レストラン「黒酢本舗 桷志田(かくいだ)」。
その人気に桷志田専用道路が開通し、ますます行きやすくなったという話題のお店です。
良質な玄米と麹、福山町の湧水、そして伝統製法によって造られた黒酢・「桷志田(かくいだ)」はあのツーンとした酸っぱさが少なく、水で割るだけで美味しく口にできる珍しい玄米黒酢。
驚いたのが、黒酢は工場や屋内で熟成させるのではなく、桷志田では店舗の周辺に広がる敷地の畑においたアマン壷で、すべて発酵させているのだそう。
けして観賞用ではなく、玄米黒酢を醸造している本物の仕込み壷畑を見せてくれます。
信楽焼きの特注だというその数、なんと約20000個・・・
これが圧巻!!
ちょうど菜の花も満開で・・・綺麗!
錦江湾を見下ろす無数の壷畑、とっても絵になります。
春と秋。
このアマン壷という壷に蒸した玄米、麹、水を入れたら、雑菌の侵入を防ぐ振り麹を表面に。
原料を一度仕込んでしまうと、あとはすべてアマン壷の中で自然に黒酢が出来上がっていくのだとか。
夏は暑すぎず、冬は冷たすぎずといった適温を保ち、壷の中の麹や酢酸菌などの微生物を正しく成長させるよう管理するのがこのアマン壷の特徴。
すべての壷にこうして仕込み日がつけられ管理されています。
水はこの地に湧き出す硬度30度の軟水。
独特の口当たりのまろやかさを生んでいて黒酢つくりにはぴったりなんですって!
そして黒酢のポイントは熟成期間。
熟成期間が長いと色が濃くなり、黒酢の風味もコク深くなるのだそうです。
熟成期間の違う3種を飲み比べると、その差は歴然!
3年以上かけて熟成させた「桷志田」は別格、希少品で超一流と言われる由縁が感じられる納得の味です。
2500円前後で希釈タイプなので、いろんな飲み方にアレンジも効きますね。
季節限定フレーバーもあるようですよ。
話題のヒット商品も続々!
ふりかけ黒酢や持ち運べる黒酢ボトル。
オリーブオイルを使ったオニオン黒酢ドレッシングは迷わず購入!

黒酢ドレッシング 200ml入り755円。
日本野菜ソムリエ協会の「ときめき調味料選手権2013」で入賞した実績ありのもの。
絶対においしそう!
天井が高く、大きな窓が全面ぐるっと囲っているので明るく見晴らし抜群です。
おいしそう! 食べた――(*´Д`)――い!!
ですが残念、食事提供時間はもう過ぎてしまい、泣きそうな顔をしたってもちろんダメでした(泣)
というわけで 仕方なく ・・・ いえ楽しみにw 予定通り黒酢スイーツセット。
黒酢のジュレがかかったアイスクリーム、黒酢入りフィナンシェなどどれも黒酢入りです。
確かにきりっとした酸味がどのスイーツからも漂います。
甘ったるいだけではなくサッパリしていて美味。
「あたしは甘いだけじゃないのよ」 と体に効く効果をアピールされたかのようでもありますね(笑)。
言うなればツンデレスイーツ。
夕焼け迫る絶景を見下ろしながら味わいました!
しかし何度見てもスイーツと壷畑の絵のギャップが面白い(笑)。
どうしよう・・・
フェイスブックのカバー写真にしてしまいたいほど壷畑の構図が気に入ってしまったわ・・・( ´艸`)
なお「桷志田(かくいだ)」さんはおもてなしの姿勢に驚くお店でもあり・・・
駐車場での来客のお迎えから見学、販売、飲食、お見送りまで徹底してどの方も丁寧で礼儀正しくすべてのお客さんに接してくださいます。
皆さんとってもお若いのにね、黒酢を口にしたときのように背筋がしゃきん!とする企業さんでした。
黒酢レストラン「黒酢本舗 桷志田(かくいだ)」
霧島市福山町大田311-2
0995-55-3231
8:30-18:00(ランチタイム11:00-15:00)
年中無休
8:30-18:00(レストラン11:00-16:00)
黒酢本舗 桷志田 (創作料理 / 国分)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
鹿児島県「かごしまの魅力」
鹿児島県観光サイト「本物。の旅かごしま」