高田馬場駅ビッグボックス側、ドンキホーテ地下1階に昨年末オープンした、
広島お好み焼き「倉はし」。
まごうことなき広島育ちで、粉もん大好きなわたくし。
上京してお客で通っていた鉄板焼き屋さんで、もんじゃの焼きかたの腕を見込まれてアルバイトを頼まれたほどのお好み焼き好き(爆)。
ちょうど気になっていたオープン初日のこと。
高田馬場の美容院にアサイチに行って、終わって駅に向かって歩いていたら、FBのタイムラインで食通のYさんがその日のお昼に行くことを知りました。
なんといいタイミング!!と合流し向かったところ、うれしいことにめでたくオープン一番めのお客となれました~
店名の「倉はし」は広島の瀬戸内に浮かぶ倉橋という島の地名から。
なんと学生時代、家から「倉橋行き」のバスで通学していた私には身近すぎるお店だったのです(笑)。
さてさて、うかがうと「倉はし」のお好み焼きは、
"広島風"じゃなく "広島お好み焼き"なんです。
広島で使われているような厚い鉄板を特注し、材料はすべて広島の倉橋近辺からお取り寄せというこだわり。
そりゃそうだ! そうでないと「広島お好み焼き」とは名乗れないってもんです♪
広島お好み焼きならではの"魚粉"は生地にもキャベツにもたっぷりだし、イカ天だって広島お好み焼きのイカ天。←大阪焼きやモダン焼き、もんじゃのイカ天とはちがう
お塩もいつも買ってる大好きな蒲刈の「海人の藻塩」!!
広島づくしww
どストライクなお店です
ランチタイムはこんなお得なセットがあるんですが、この日はオープン記念で半額とうれしい企画!
トッピングはイカ天をチョイス。
イカ好きですから~( ´艸`)♡
山のようなキャベツは、鉄板の高温で蒸されることで、甘みをぐっと増します。
ちなみに山頂に雪のように降りかけられた茶色いものは魚粉。かつおぶし粉です。
広島のお好み焼きは、生地、キャベツの上、ソースをかけたあとと海のエキスをたっぷり含んでいるから、だしの味がしみこんでいるの。
イカ天も固くてこーんなに大ぶりな広島のイカ天!
広島焼きといえばそば入りが定番ですが、このそばをしっかり焼かないお店が多い。っていうか、ほとんどのお店は鉄板が薄いから熱の伝導が弱くて焼けないのかな?
だからそばの水分が飛びきらず、べちゃべちゃっとしてそばを食べただけでお腹がいっぱいになるタイプのお店はいやなんです
おいしい広島お好み焼きのそばはそこまで主張しない。
「倉はし」はきちんと焼かれ、香ばしくパリッと。
あれだけあった厚みもコテで押していくことにより、具同士が熱で馴染み、魚粉の旨みを吸い、ぎゅっとまとまります。
瀬戸内の潮の香り~♪
カットして、甘めのソースをかけて、また魚粉と青海苔!!
これが私のベスト!!
粉ものになんにでもマヨネーズをかけてしまう風潮がありますよね。
あれ私はあまり好きではありません
個性が強いマヨネーズが加わってしまうと、何を食べてもマヨネーズの味しかしない。
絶妙な魚粉の香ばしさまで全部消えてしまうので、どうももったいなくて・・・(これキムチも同様)。
最高にベストな状態で完成した「倉はし」さんのお好み焼き。
ただ、一つ気になったのが、粉の粘度。
これは好みも大きく左右すると思いますが、ちょっと水が少なくて生地がもちっとしすぎてたように私には感じました。
だから1枚上の写真のように、カットすると下の具に沿わずに生地が浮いてしまう? 具を包み込めていないと言うか、食べてもお腹にたまる重さが少しあったかな?
もうちょっと薄くて具をホールドするほうが、最後までもたれないし、見た目もキレイかも^^
とはいえお味は大満足!! 食べなれた懐かしい味、懐かしい匂い。
こんな本格・広島焼きが東京で食べられるなんて広島人にとって幸せに尽きますな( ̄▽+ ̄*)
モチ入りをおすそ分けしてもらったけど、さすが高熱鉄板で焼かれるだけあっておいしかったし、
トッピングチーズはなんとワイルドにもバーナーで炙りに。
これ反則! おいしいに決まってる!!
中でとろ~りのチーズもおいしいのは知ってるけど、表面でコゲながらとろけるチーズが絶品でないわけがなーい!!
店長さんももちろん広島人。
テキパキと焼かれるふるさとの味と聞きなれたイントネーションの会話に、高田馬場でキューンとしちゃった・・・。
「倉はし」
新宿区高田馬場1-26-5 B1F
050-5872-8050
JR山手線・メトロ東西線・西武新宿線・高田馬場駅早稲田口徒歩1分
ランチ11:30~14:00
ディナー17:00~23:00(L.O22:30)
広島お好み焼き・鉄板焼き 倉はし (お好み焼き / 高田馬場駅、西早稲田駅、学習院下駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
