いくつか旅や各地の情報が交差してのご紹介で、すみませんゴメン・・・・・↓↓



はばタンあいたい兵庫旅ブロガー」で兵庫・丹波地域を担当し旅してきました、丹波竜化石工房・ちーたんの館の続きです。

いつもはブロガーツアーの場合、一人旅が多いのですが今回、親子で訪ねたから気づいたこともあります。

歩いて行ける距離と、行けそうだけど子どもの足ではちょっと難しい距離。
お腹がすいたとき、時間が空いたからここでという大人の食事タイムと、時計通りにお腹がすく子供の腹時計。
これくらいなら支障がないと大人は思う夕暮れ時の観光風景と、ちょっと薄暗くて怖い子どもの目線の観光タイム。

旅に出るシチュエーションは人それぞれ。
季節やタイミングでも違うでしょう。
なので、今回どうしようかなとすごく悩んでいましたが、でも自分で旅日記を書く場合、「自分で思ったことを感じたままに書いてみる。ことしかできないので、みんなだったらこうかも知れない感想や、正しく知識を深めるスポット紹介はきっとできていないです~
何度か旅のレポートを書いてはいますが参考になる内容かどうか、いつも自信がありません。
気付いたことや嬉しかったこと、こうしてほしいこと、そんなつぶやきはすべて私のひとりよがりな視点です。

だけど読んでくださった方が私の目線で同じような架空旅行をひとときでもしていただけたら・・・
と思って書いてはいます。
読んでくださってありがとうございます。
そしてもちろん、呼んでくださった兵庫県さん、ありがとうございます。
運悪く台風というバッドタイミングなレポートなので、公式サイトの関係で訂正が必要でしたらどうぞおっしゃってくださいね



さて、親子で訪れた「化石工房・ちーたんの館」。
一階部分のみの展示室ですが、盛りだくさんで飽きない陳列がたくさん!
とってもきれいだなぁと思ったらつい最近リニューアルされたみたいです



入って左奥、大きな窓があるのが自由にガラス越しに見学していいクリーニングルーム。

 


中では、兵庫県立・人と自然の博物館から技術協力を受けた研究員の方やボランティアの方が、タンクエアチゼルという小型削岩機で、近くの発見現場から採取された化石についた岩石や石灰分を取り除く作業をしていらっしゃいます。


施設中央付近には、ドーン!と恐竜の発見現場の産状レプリカも。
こんな感じで発掘されたよ、という模式ですね。小道具などもリアルに置かれています。


当時、二人の方が6時間もかけてハンマーやタガネで丹波竜の化石を初めて掘り出したそう!
白亜紀前期(約1億1千万年前)に生きていたとされるティタノサウルスの肋骨がそれなのですが、保存状態が素晴らしく、丹波竜というニックネームがつけられそのニュースは瞬く間に大きく取り上げられたのだそうですよダイナソー



深さにより地層にはいろんな化石が閉じ込められていますから、


引き出し方式で年代別に覗いてみたりも。


 


中には三葉虫やシダ類の化石がありました。
以前、茨城県自然博物館(←過去記事リンク飛びます)へ行ったときに、その斬新な展示方法に感動しましたが、こちらの見せ方もかなり考えられていて随所に工夫があり、退屈しませんよ。
ただ化石や標本が並ぶだけではなく、好奇心をくすぐる仕掛けがいっぱいです!
 


最後、子供たち大喜びの体験コーナーに参加。
お湯で柔らかくなる樹脂のおゆまるで簡単に作れちゃうアンモナイト・三葉虫などの化石のレプリカづくりが100円でできちゃいます♪


型の中から作りたいものを選び・・・



好きな色2本のおゆまるを熱湯の入ったマグカップへ沈めます。


 


浮いてくるので箸で押して柔らかくなるまで浸します。
柔らかくなったらやけどをしないよう注意して取り出し、冷ましながら手早く2色をこねてゆきます♪


選んだ2色の色合いや、混ぜる度合いで出来上がる化石レプリカの風合いが違ってきますよニコー



息子は黒と金を選んだのでこんなカラー。
混ぜたら型にぐっと押しつけて、冷えて固まるまで数分間待つだけ。


娘はブルーと透明ラメでアンモナイトを作っていました!
これがものすごく楽しかったようで、もう一回作らされました・・・・・・・2
おまけにできたレプリカを相当気に入って、二人とも帰る道中ずっと手放しませんでした~。
100円でできる、とっても嬉しい思い出作り。
♪おすすめです。

【ヒノデワシ】お湯につけて簡単造形♪おゆまる OO-1000 24個(12色)入り
¥840
楽天


その間、母は何をしていたかというと、コレですコレ↑
あいたい兵庫キャンペーンと連動して、兵庫全域で行われている話題の「あいたい兵庫ゆるきゃらスタンプラリー」。
これにエントリーしようと「たびココ」をダウンロードして四苦八苦・・・
GPSの位置情報でエントリーでき、ご当地グルメや宿泊券が当たるキャンペーンなのですが、山のほうだからかうまく電波が飛ばずチェックインできず、ちょっと悲しい・・・ガクリ



が、ようやく、ちーたんにタッチ!できて、オリジナルグッズのちーたんメモ帳をゲットできました!

閉館時間も近づき、名残惜しく帰ろうと思うも、ええ・・・・バスが全然ない。
来る時もなかったのでまぁ想定内ではあります。
施設自体は丹波市役所山南支所のお隣ということもあって、時間帯が合えば路線バスやコミュニティバスもあったんでしょうか?

他には山あり谷ありですが、頑張ればレンタサイクルなんていう手もあったかもしれません。
でも今日は台風なので行きと同じくタクシーに来てもらいます。
コスト面でも景観面でも、観光スポットを結ぶ線がタクシーに頼らざるを得ないのはちょっともったいない気もします。


タクシーが来て乗り込むときに、ちょうど旅博でお会いした丹波市の職員さんと再会できました^^
覚えていてくださって、うれしかったなぁ~ほのぼの



どしゃぶりを縫いながら、タクシーは谷川駅へ。それでも行きよりは小降りになったような気もします。
お! 看板に虹レインボー発見!




さっきは素早く乗り込んだので気付きませんでしたが、谷川駅には丹波竜の親子のモニュメントも。




谷川から下滝あたりは平坦らしいので、晴れていたらぜひとも自転車で発掘現場まで行きたかった泣!!

返す返す残念でなりません・・・↓↓



福知山線の谷川駅は見晴らしがよくのんびりとした落ち着ける構内。
自動切符販売機の案内のお姉さんのイラストもほっこり(笑)にま~


でもやっぱりこのあたり、たとえば篠山城下町・下滝発掘場・ちーたんの館・こんだ町陶の郷など、行きたいなと思ったスポットについて乗り継ぎを確認しようにも、施設の開館時間やバスの時間を教えてもらおうにも、篠山市観光課さん、丹波篠山観光協会さん、丹波市産業経済部観光振興課さん、丹波市観光協会さん、京丹波町産業振興課さん、ひょうごツーリズムさん・・・と丹波には観光窓口が多すぎてどこに何を聞けばいいのかが、観光者の私からはわからない。
「丹波といえばどこでも何でも答えてもらえるんでは?」と思っていた半面、電話を掛けたり観光案内所へ行ってみても実際は細かく垣根があって、
「それは○○市さんに聞いてもらわないとこちらでは・・・」とか、
「どこどこまでは私たちの担当ですが、どこどこは○○で管轄が違います」となって困ってしまう場面もガクリ

城下町をめぐるのに、篠山口駅まで行き、駅から30分待ってバスに20分乗った先のレンタサイクルスポットで自転車を借りても、町めぐりのあと乗り捨てはできないからまた同じところに返して、バスを待ち、乗ってようやく駅まで戻る・・・
なかなか時間が読めず、半日はかかりそうでデンジャラスでした・・・


大人も楽しいけれど、子供たちももっと楽しい化石や城下町が素晴らしい丹波はぜとも子連れで一緒に旅してほしい土地。
運転できないのがネックだと言ってしまえばそれまでですが、もっと良い移動方法があればすぐにもまた行きたい篠山地域でした。
(逆にご存知の方、どうか教えてください


「丹波竜化石工房 ちーたんの館」

兵庫県丹波市山南町谷川1110
0795-77-1887
大人200円、小中学生100円
(開館時間は季節で違うようです。私が行った日は17時まででした。)
月曜日休館



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