岩手県奥州市、焼石岳のふもとに建つ「焼石クアパーク・ひめかゆ」。
スキー場のふもとにある温浴施設で冬ともなれば一面雪に覆われますが、8種の浴槽以外に温水プールもあり、家族で楽しめる造りになっているので何度も来ています。



今回はお正月に温泉大好きなひいじじ様に連れて行ってもらいました♪
旦那さんの祖父、ひいじじ様と私は温泉好きの趣味で通じ合う仲のよさ(笑)。夏には伊豆を縦断して温泉行脚をしてきたところです。



さてさて、その場所は雪道を進むことしばし。



途中にはなんでも屋さん的な個人スーパーもあってほっこりするわけで・・・ん??



「とらまづ あります」って書き方がおかしい~( ´艸`)!



そうこう走っていたら到着。
「ひめかゆ」の由来は、岩手県の天然記念物指定の栗駒国定公園・焼石連峰に自生する“ヒメカユウ”という高山植物の花から名づけられたそうです。水着持参で来ると、一日遊べて利用料なんと通日500円! お安いでしょ~♪



宿泊棟もあり、プールもある本館扱いのゆうゆプラザと新館扱いのほっと館とで成り立っています。
お風呂は両方何度入ってもOK。



お正月ならでは、広いロビーでは甘酒の振る舞いが!



&紅白の餅撒きが!
お正月ムードに包まれ、みんなみんな笑顔。なにやら幸せです。



さて肝心のお風呂はと言うと、地下1200メートルから湧き出る温泉は、ナトリウム-塩化物泉。芯から温まり美肌効果も望めます。
本館のプール脇“天沢の湯”は大浴場で、湧出温度は76度と意外と高温。

 

そのため、お湯は加水、加温、減温されろ過循環で入浴しやすいよう保たれています。
でも入るとあっつい なかなか私好みの熱湯です(*^▽^*)。
残念ながら露天はありませんが、大きな窓からさんさんと日光が当たると浅黄色に輝くみずみずしいお湯で、感触としては表面張力を感じるとぷとぷっとした泉質。



下のほうを見ると竹炭のような真っ黒の湯の華がいくつかゆらゆらと舞っています。
一つつかまえてみました。髪の毛みたい・・・。
それをもっと追いかけようとしていたけど、なかなかそのあとは見つかりません。吹き出し口を見たら、蛇口にガーゼでカバーが。
湯の花はそこで止められてしまうよう。それって掃除の手間を減らすためかな?
四国の金比羅の温泉でも、檜曹が劣化するのを防ぐゴムコーティングがされていて、その人工的な色合いにげんなりしてしまったけど、そういう人の作業を軽減するためとはいえ、自然の温泉にわかりやすく手を加える所業はなんとなく寂しくなりますね・・・・・。
ちなみにお湯を舐めてみました。やっぱ塩辛かったわ~( ´艸`)。



移動して新館“石渕の湯”ももちろん入湯温泉
こちらは新しい露天風呂がありました。! やった! I’ts 雪見ロテーンOK
緑色の透明度の高いお湯に小さな湯の華がきらきら、でも前より温度が下がっている気がするなぁと温度計を見たら42℃・・・
誰かがお水を足したみたいですね。
これでは真冬は物足りない☆



湯上がりには、もちろんご当地ソフトクリームを♪



じゅうねんごまソフトキラキラ



地元産の白ごまベースのソフトです。
普通はごまといえば黒ごまなので珍しいですね。みそっぽい香ばしさと甘さの調和したさっぱりテイストでした。
500円でまるまる一日遊べる施設っていまどきそうそうありません。
ある程度大きい子供たちであれば、プールで遊んでいる間、親は温泉に浸かっていたり休憩ルームで休んだりもでき、気兼ねなくポカポカ温まれていいと思います。


焼石クアパーク・ひめかゆ
奥州市胆沢区若柳天沢52-7
0197-49-2006
9:30~21:00
大人500円・小人250円・幼児無料



旅行・観光 ブログランキングへ