苺子の薔薇ごこち

過日ですが、「講談社広告大賞」の受賞パーティーにお招きに預かり、帝国ホテルへおら行って来ただ!(悟空)

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ロビーで記念撮影があったあと、講談社代表取締役・野間社長のご挨拶、
そしてチャリティプログラムの発表に続き、栄えある入賞社と贈賞が執り行われました。

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講談社のコミック部門、幼児誌部門、男性誌・情報誌部門、女性誌部門、特別賞部門といった各誌掲載の広告から、選ばれた受賞作はどれも個性的。
斬新だったり、感慨深かったり、ストレートだったり、愛らしかったり。
作品の下に、製作した方々のお名前もクレジットされ、呼ばれる皆様の誇らしそうなお顔!
盾を高く掲げられたり、知人の方にガッツポーズを見せたりと、プロフェッショナルな方々の子供のような笑顔に、講談社広告大賞の喜びが伝わってきます。
ちなみにプレゼンターで登壇したのは、息子も大好きなゴーカイジャーのゴーカイピンク役、小池唯ちゃん。
式のあと近くを通ったけど、小柄で可愛いです( ´艸`)。
続いてベストキャラクター部門と広告大賞の発表です。
ベストキャラを受賞したのは、元気印ベッキーちゃん。  
好きな広告は、色合いにインパクトがあるCMという彼女はこの日も笑顔全開なだけでなく、おそろしくプロ意識の高いMCを・・・。
日々の忙しい仕事の中、たとえば広告の撮影で彼女が心がけているのが、ひとつひとつのお仕事に心をこめる こと。
一枚一枚を心をこめて撮影することを心がけているそうです。
壇上を降りるときには、もちろん受賞に感謝の思いを述べるだけでなく、自分のかかわる企画の雑誌を趣旨もまじえて宣伝して〆るというなんとも気配りのデキる、鏡のような女性。
どの企業さんも使いたいタレントさんは、人並みならぬ気遣いをしていることがわかります。

記事のひとつひとつに心をこめているか、
気持ちをこめてだいじに書いているか、私も自分のブログに自問自答してしまいました(爆)。

・・・・・。うーん、自信ないです。
まごころはこめたいけど、できてるかどうかは他の方が判断することだから。

最後、広告大賞社は、NTTドコモさん、シャネルさん。
震災後、エコやつながり、温かさを重視した自然回帰のドコモと、やはり美のときめきは忘れたくない、という相反するシャネルさんの二大広告が受賞。
おめでとうございました。


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場所を移しての懇親会では、立食スタイルで会が進行。

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同行くださったお方と楽しみました。ありがとうございました。

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そういえば、帰りに記念品として、講談社で100年以上にわたり「ペラ」と呼ばれ、作家さんにだけ渡されている200字詰め原稿用紙をいただいちゃいました♪
ただのメモ用紙じゃない?なんて思われる方は多いと思いますが・・・
もの書き志望の憧れが詰まった、ある意味希少なメモ用紙です。  


今回の広告対象の選考を見ていると、震災後、広告も消費者心理も大きく変わったことを再認識します。メッセージの重要性や、方法が変わったよね。
あとは他の雑誌社の編集長さんとお話させていただいたときにも同じような話題になったことを思い出します。
“電子書籍の可能性、ウェブと紙媒体との兼ね合い”ですね。

私は雑誌が好き。紙が好き。
触れて想像できて、妄想できる。
紙だけど、二次元だけど、色があふれ 音が出る。感触が宿り あたたかさや冷たさがある。

過剰な情報提供が、受け取る側の思考をコントロールし市場を操作し支配していくように、
ほんとは過度な色彩や情報はいらないのではないかとさえ思えるときがネットを見ていてたまにあります。
情報に疲れちゃうんでしょうね~。
便利さが奪うたくさんの自由や、万能さが奪う判断力。
選択するのも大変なほどの情報は実はいらないはずなんだよね。
身の丈にあっていない、重い荷物を抱えて右往左往している状態の自分に疲れちゃうようなところがあるんだよね。

白いカンバスほど怒涛の想像力の世界は広がる。
机上は、無限な世界。
空論だけではなく、薔薇色の可能性もきっと秘めています。
・・・出版事業の明るい未来を 影ながらお祈りしています。

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