遠野といえばカッパ。カッパといえば遠野。
遠野のあちこちにはカッパ捕獲許可証なる証明書も掲げられるほど、マジ生物としてカッパの存在が大きく扱われています。
「ここに行かずんばどこさ行ぐ?」っつうことで、遠野入りして向かうは、今もカッパが棲むとまことしやかに囁かれる、カッパ淵です。
カッパ淵は常堅寺の裏手、小川の淵の別称であり、その昔にはカッパが多く棲み、人々を驚かせたといわれているところ。
あ、これはカッパじゃありませんけど。わが家の子ガッパたち。
かっぱぶち橋という小さな橋。
カッパ淵は遠野遺産第22号なんだって。
淵には、観光協会が正式に認定したカッパおじさんが駐在。ここのまぶりっと(守り人)と呼ばれているそうな。
遠野物語的だよ~。
小川のそばには、カッパ神様のほこら。
この中に願い事を書いたり、お供えをしたり。
左下の箱には。おっぱいがたくさん出るようにと供えられた、おちちの縫いぐるみが。
ガイドさんいわく、カッパは子育てがうまいことから、お産と子育ての神様みたいです。
カッパ淵では、「カッパを釣った人は願いが叶う」という言いつたえにのっとって、カッパおじさんの指導のもとにカッパ釣りが楽しめます。
きゅうりの餌が1回50円だったかな?
息子達は嬉々としてきゅうりを投げ入れカッパ釣り。尻こ玉を抜かれないようにガンバレ!
で、私は写真撮影に熱中
もちろんカッパは釣れなかったんですけれど・・・(笑)。
こうして歴史や伝統文化に触れつつ、親子でいろんな体験をしながら旅する。おいしいものを食べながらこの土地の気候やめぐみを知る。
そういった経験もいいものだなぁと思うんです。
本当に遠野にそういった怪奇な事実や物語があったかどうかはわかりません。
でも神々や妖怪を怖れることで、人間以外の存在を尊んだり、自然の怖さ大切さを思い、距離を取ったり。
そうすることで封印しまもってきたものがたくさんあるのは確かなように感じます。
遠野でやってたスタンプラリーのスタンプだって、ほらこんなに怖い・・・
―――で、帰ってから撮った画像データを見返していたら。この写真・・・何か気になりませんか?
これ!! カッパじゃね??
観光協会の「カッパ発見コンテスト」に出したところ、見事1名当選の温泉旅館ペア宿泊券をゲットしました
これぞカッパのご利益かも
ということで、長い遠野レポを読んでくださったあなたにも、ご利益がありますように・・・
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楽応募ですので、誰か当たったら一緒に温泉オフ会でも(笑)。
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