数研出版さん主催の「~小学生のママ集まれ!~自らまなぶ子どもを創る"読育 "セミナー」に参加してまいりました。
「勉強しなさい!」ばかり、言いたくないんです本当は――。
できれば教育には放任でいたい。自主性を望みたい。でも無理だよね、現実問題
先日、「チャートブックス 学習シリーズ」を娘も私も読んでみて、読育 (前回記事はリンク参照)についての考えを記事にしたけれど、
もっともっと実践的な読育 のノウハウ、また数研出版さんの切り口をうかがいたくて参加。
会場にこんなに並べられた「チャートブックス 学習シリーズ」は、全18巻。
算数や理科以外にも環境を考えるものもあって、学習の枠を越え子供を取り巻くさまざまな知育に則した展開がなされています。
最初に電通さんからの今回の趣旨、流れなどと、数研出版さんからのプレゼンテーション。
初盤、「啓蒙」「具現化」など、使われる言葉が固くて小難しいですっ。
もっと砕けて子供の学習について頭を痛める母の緊張をほどいててほしかったかな~
数研出版さんのお話の中で。
仕事柄、ある大学の数学教授にお会いしたときのことだそうです。
教壇に立つうちに「答えがわからない」わけではなく、「問題の意味がわからない」学生が多すぎることに愕然としたそう。
今の若者は読んで→理解をする→考えるという力が低下(もしくは抜け)しているのではないか――・・・
受験を意識した「チャート式」、そこにたどり着くまでの初等教育にも目を向ける必要性があるんじゃないか・・・。
小さなうちから読書に親しみ、読むことで教育するフィンランドの考えのように、
読解力不足、学力低下を小さなうちから解消していくという目的が、自力学習シリーズを発刊する、すなわち読育 を奨めるいきさつになったのだそうです。
ご担当の女性も数学は得意ではなかったんだって。
チャートブックスに強く取り組むことになったきっかけが、分数についての会話が出てくる某幼児映画を例だったという実体験、 とても共感できました。
そう、「共感」って大事ですよね?
「チャートブックス 学習シリーズ」は主人公は小学校中学年に設定してるっていうことも、うちの娘にどんぴしゃで良かったみたい。
あと、マンガ学習本との違いはただ受動的に吸収するだけではなく、行間を読むほどく力、もっと柔軟性の増す想像力かなと思う。
物語を読むことで学習する楽しみを知り、話に夢中になりながら自然と考える癖をつける。
算数とは何か、算数の概念を知り、読むことから訓練し応用力も養う。
そこから大きな世界に目を向け、真実とは何かを子供自らが考え、答えを選び取り、生きるチカラを身につけつけること――。
そこまで数研出版さんは理想を掲げていらっしゃるんです。
「知識だけではない、知恵をつけることの生命力」
使命をもって取り組んでいらっしゃるのね。
嬉しいです。
続く座談会では、私のテーブルには電通の方が着席・・・。
「ざっくばらんにどうぞ」とおっしゃるので、
「参考書と物語の中間みたいな位置付けの本がほしい」
「サイズからするとちょっとお高め」
「読んだところ子供の反応を見ていない本に思える。子供にリサーチせずに子供向け学習なんですか?」
といった厳しい意見を出してみたり ゴメンナサイ。
私は勉強をしている子供が詰まったときに。
私に向ける「なぜ?」「なに?」に対する答えがほしい。
その答えが子供が知りたい筋道で、子供にわかるように書かれているものがほしいの。
大人が知っている10の方法は子供には理解できない。
大人が10から子供のレベルの2にまで下げて使う言葉や方式ではなく、1から積み上げてきた子供がわかるような、階段のステップを一段ずつ上がっていく変換ツールがほしい。
つまずかず、
恐れず、
楽しく学習の次の一歩が出せる。そんなツールを探しているんです。
だからやっぱり子供にヒアリングしてください。
まだ行われていないという、親子体験イベントや子供へのアプローチを。
ぜひ行ってほしいんです。
たくさんの子どもの?とその親の悩みを直に触れていただければ、もっともっと子どもに寄り添った一冊が生まれます。
子どもは大人が思っているより手ごわいです。
日々変わり、日々遠のきます。
肌で感じて頭を抱えている私も、きっと他の親御さんも・・・
わが子の道しるべに何がいいか、最適な魔法の杖に出会えることをいつもいつも望んでいます。
発売中の「プレジデントファミリー」でも、チャートブックス、読育 についてが詳しく取り上げられていますよ。
本日はお招きありがとうございましたm(_ _ )m

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