豊岡の「コウノトリ育む農法」、「コウノトリとの共生」について市立コウノトリ文化館で学んだのですが、そのときに衝撃を受けた曲があります。
透明な声が風を縫うように通る、すがすがしい歌。
歌詞はきれいで、なのになぜかせつない―――。
深い、ふかい。
海のような
空のような、
見えない翼で包まれるような歌。
ぎゅっと抱きしめられるような歌。
普天間かおりさんの「守りたいもの」。
毎日放送さん制作の豊岡の取り組みについての特集番組で使われた挿入歌です。
私、会議室で飛んでゆくコウノトリとこの曲が流れるエンドロールで、涙が思わず出てきちゃったんですよね
you tube、記事にも上げようかなとも思ったのですが、「著作権の関係でできなかったよ」と豊岡応援隊仲間の宮澤さんに教わって、でも、どうしてもどうしてもきちんと聞きたくなり、CDを買いました。
↑お気に入りの一曲ということでのご紹介なら、掲載はOKなんでしょう
か・・・?(もし不都合がありましたら、JIMU@K 様、普通の公務員様教えてください~。削除します。)
コウノトリってね、なんだか人間に似ています。
・・・と、私が言ったら、ハチゴロウの戸島湿地で「それはねあなた、人間がコウノトリに似てるんですよ(笑)」と
職員の方に笑って言われました。
ひとってさ、
何でも自分中心に考えちゃいますよね。
うん、自分なんか顕著にそうです。
だから反省するんです。
こういうとき、恥ずかしくなります。
狭い狭い世界の中にしか生きていない自分が。
もっと旅に出て、いろんな世界が見たい。
いろんな世界を見て、いろんな人に触れ、いろんなものに感銘を受け、
薄っぺらい自分に少しでも引出しが出来たらうれしい。
死ぬまでにどこまで、かはわかりませんが
引出しが一段でも二段でも
増えたらうれしい。
この「守りたいもの」は、子育てに迷うお母さん、
学校に行くことをためらう子ども、
壊されていく自然や、
果てしない宇宙の漠然とした闇。
いろんな境遇のいろんな人の心をぎゅっと抱きしめてくれる歌だと思う。
信じたいものがあって
かなえたい夢があって
そうして誰もがいつも いつまでも
迷い道で立ち止まる。
強くしてくれるものは―――
誰。
なに。
まもるべきもの。
そしてまもりたいもの。
―――これは中貝市長と面談させていただいたときに、いただいたお土産の一つの箸置きです。
施設の方の手作りだそうで、小さいたまごもついていました。よく見ると表面に指先の余韻が残っています。
豊岡を訪問させていただいて、たくさんのことを考えて正直記事が止まってしまいました。
子供たちが帰省し、手が離れたら・・・
普天間さんの曲を聞きながら、ゆっくり改めて旅行記を書かせていただきたいと思います。
出逢ったたくさんの方の顔を思い浮かべながら・・・。
たくさんの方の優しさを思い出しながら・・・。
また行きたいという思いを膨らませながら・・・。
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