おはこんばんちわ。苺子です。


暑くなったり寒くなったり。いやですねー。

マスクマン。風邪も引きますね~ マスクマン。声も枯れますね~(笑)。


そうそうばば様の寝室になる部屋の掃除をしていたら、ガムテープで頑丈に封印された箱を発見。

開けてみたら、むむーぅ。かつての画材でございました。


苺子の薔薇ごこち


私の一番好きな色の顔料絵の具――白緑。

その名のごとくさまざまな鉱石から色を集められたものが、岩絵の具。日本画には緑と一口に言い切れないほどたくさんの緑色があります。

緑はこけの色。だから私はこけの観察も大好き(笑)!


日本画を描いていたころは、世界堂や画材屋さんに行って、時間を気にすることなく並べられた岩絵の具のビンをぼーっと眺めるのが好きでした。

自然界から集められたその彩りは、「きれい」という一言ではあまりにも簡単すぎる気がします。

買うと結構高いんですよ。色によって価格はまちまちですが、朱なんて一万もするものもあります。

だから買うときはグラム売りでちょこっと。足りなくなったら絵を中断してまた買い足しに行きます。


葉の色、夕焼けの色、貝の色、

蝶の鱗粉、魚のうろこ、

風の色、桜の色・・・


日本人が忘れてしまった原風景を、化石のように身をもって再現してくれる岩絵の具は、水ではなく動物の皮から抽出した膠というものを薄めて塗り固めます。

いわば生と生。

命あるもの独特の力がそこに宿ります。


苺子の薔薇ごこち in toyooka

日本画を描いていていつも思ったことは、

―――「日本画は生きている」っていうこと。

植物や貝の残骸が死してもなお生きつづける彩りに私は魅了されました。

何百、何千、何億?かの昔の息吹が、二次元の紙の上で確かに呼吸し、息づいているのです。


本当はそういう「呼吸」の聞こえるような写真も撮ってみたい。一生に一枚でもいいからね。

筆を折ってしまった今は、

当たったデジタルカメラが私の相棒です(笑)。

苺子の薔薇ごこち


無精がたたって、残念ながら朱色はカビてしまってました・・・残念!


鶏のとさかや羽根に使うはずだった朱。

今も日本画を続けていたら、私は豊岡のコウノトリの目元と脚のはっとさせられるような赤い色に、きっとこの色を選んだことでしょうああっ


そんなこんな、私の日常ってばいつもまったりしています。

主婦やって母さんやって、寝て食べてゴロゴロ。たま~におでかけ。

バタバタしたように見えても、それはたぶん普通の人からしたらゆっくりモード。無駄な動きや余計な仕事が多いとOL時代、いや幼少期から叱られております。

職も肩書きもなにもなく、すべてが中途半端なので、

自己紹介する機会があるたび困っとります。

名刺もないので、ブログURLを聞かれたら、メモ帳の端っこをびりびりっとやってお渡ししてしまいます。

すみません・・・・・・・・・・・・・。



そんな感じで夕刊だったかを眺めていたら。

とある三行広告が目に入りました。


「旅芸人求ム。

捨て身のギャグができる妙齢の女性。

豊岡市。」

――――嘘です。


「首都圏の女性ブロガー求ム。

24~26日豊岡入りできる人。

豊岡市。」

・・・的な記事だったように記憶します。←が、あいまい。


なんとその日程、たまたま東北の義母が来訪する日程じゃないっすか―――――!!

なにかクンクンといい匂いがしたんでしょうなあ。

そういう鼻が効くことがたまにあるのです。

で、検索したら、旅日程にコウノトリ、温泉、グルメ・・・と私の興味のあるものいっぱい!!

ということで、兵庫県がどこだかは知っていたけれど、豊岡市がどこだかはわからないままに私ったら応募していたのです。

それが今回、「大好き豊岡応援隊」に参加するきっかけでした。

次回からは事務局や現地の温かい皆さん、メンバーの皆さんとの交流も含めお届けしたいなと思いま~す。


右下矢印私を温かく迎えてくれた豊岡市はココ! 皆さん知ってましたか?



苺子の薔薇ごこち


コウノトリ悠然と舞うふるさと とよおか

苺子の薔薇ごこち 豊岡市



苺子の薔薇ごこち

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