くすり箱。 治験ボランティア ってご存知ですか?


ブログをご覧いただいている皆さんには、馴染みのない言葉かもしれません。

新しい薬が生まれる前に、効き目や安全性を確かめるため、健康な方やその病気の症状を持つ方たちに協力してもらい行う試験、それを「薬治験」といいます。
私たちが病気の時に使う薬はすべて、多くのボランティアの協力のもとに誕生したものなのです。

過去記事で何度か書きましたが、私も治験ボランティア に参加、活動しています。

差し迫って治療が必要な症状の改善のために、入念な検査と投薬を無料でしていただけてありがたかった経験があるのです。


治験ボランティア のインクロムは1975年に設立、以来1400試験以上の治験をサポートされてきたのだそう。

現在、日本で使用されている新薬のうちの20パーセント以上が、インクロムがなんらかの形で関わり、私たちの元に流通されてきたということ。

―――この実績ってすごい。



一連の流れとしては、まずボランティア登録説明会があり、会社説明、治験のなんたるか、参加における条件や   守秘義務、免責などを学びます。

理解なくして治験参加はありえませんので、一番最初のステップが最重要ポイントだと私は思います。



その後各会場で検査における説明会が行われ、実際何に関した研究のため、どのような内容で行うか、参加スケジュールなどを個別に説明されます。

このとききっちりと被験者の体調や条件の確認、相互質問があり、納得した上で参加できるので、不安は一気に少なくなります。



例)大阪治験病院(2F受付)

そして実際の治験に入る前の事前検査が行われ、条件に合うかどうか、治験に適した体調かどうかを検査してもらいます。

海外で臨床試験を経た、新薬とはいっても確かにリスクがゼロとは言い切れません。

アレルギー体質の方、副作用の出やすい方、体調の良くないとき、など治験は進んではしないほうが良いと思います。


未来の薬に役立ち、そして納得あっての治験ボランティア です。

参加を決めたら高額な臨時収入がもらえるからという安易な考えだけではなく、十二分に理解、自分と家族の意思確認の上、実績ある治験ボランティア のインクロムのようなところで安心・安全な関係を築いていってはどうかと思います。



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