市場まつりの後、父子と別れて、一人で買い物へ。
その途中、ちょうど通った高島屋で開催されていた「艶●源氏」展を見てきました。
以前チケットをいただいていたのですが、開催期間をすっかり忘れていて終盤にさしかかったこの日発見!
看板が出てなかったら見逃すとこだった危ない危ない。
紫式部によって源氏物語がえがかれて千年ということで、いま美術館でも記念展が開催されていたり、
読売新聞では優美なイラストも添えられたコラムが連載されていたりと源氏物語ファンとしては嬉しい期間です
その魅力はなんといっても光の君と謳われた光源氏を巡る女性たちの愛憎豊かな表現と、
権力の栄枯を日本の季節の美しい移り変わりとともに年月を追う壮大なストーリー。
私は「朧月夜」、「末摘花」といった、各相手の女性の名を冠した副題の響きも大好き
会場に入ると、混み混み! なんと先生ご本人がいらしていたサプライズ~っ( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
清美さんておっしゃるから女性かと思っていたら、白髪の男性だったわけで(笑)。
本展は源氏物語をモチーフにした和紙人形作家の内海さんの作品を、光と音を駆使して展示。
癒しとも焦がれとも取れる世界を大きく表現なさっていました
人形の和紙は白が基調なんだけど、不思議なことに、横に展示されたその背景の物語を読むと、
御息所が牛車の小競り合いのすえ葵の上に対し嫉妬に怒り狂うところでは赤い炎が映っているように思えるし、
蹴鞠にいそしむ夕顔の愛らしさには頬がピンクに染まっているように見える。――不思議です。
なんとなく、源氏物語を読んでから寝たときに見る夢のような・・・
プラネタリウムを見るような・・・
不思議な感覚なんです。
私も姫様とまではいかないけど、女官の一人としてこの物語の世界に入ってみたいなぁ~
ちょっと「なんて素敵にジャパネスク」チック(笑)?
:*:・( ̄∀ ̄)・:*: