入院7日目
5:30前に頭痛で目がさめる。
痛み止め服用。
唸るほどの頭痛。強烈。
少し吐き気あり。
顔のむくみは少しひいてきた。
鏡を見て、唇が真っ青で自分で驚いた。
今日はスペクトの検査とCTの予定。
頭痛はなかなか治らない。
今日は歩くのも辛いくらい頭痛が酷い。
朝ごはんは吐き気もあって、少しのみ摂取。
今日は教授回診の日。
研修医はワタワタしていた。
主治医はめずらしく今日はメガネをかけてた。
たまにメガネかけてると、「お、今日はメガネの日だ!」と思う。
私が頭痛が治らない事を伝えると担当医が「定期の痛み止め以外に、頓服で他の痛み止めも飲んでいいですよー」と言ってくれたので、薬剤師さんに痛み止めの相談をする事にした。
今日の看護師さんは前回も担当して下さった事のある頼りになる人。
薬剤師さんに痛み止めの相談したい事や、持参したサプリ再開したい事、院内フリーで歩いて良いかなどなど相談。
SPECT検査は、頭痛が酷過ぎて歩くのが辛い為、車椅子で連れて行ってもらった。
移動中も吐き気。
左手の痺れは昨日と変わらず。
スペクト検査は予定よりかなり早く着き、廊下でずっと待つ事に。
待っている間、女性の技師さんが話しかけて下さり、寒いでしょうと膝掛け代わりにバスタオルを貸して下さった。
検査始まってすぐ、調子悪くなる。
医者が薬剤注入の為に針を刺すが、下手くそすぎて4回目でやっと成功。後で見たら腕にものすごい内出血ができている。
動脈の採血も重い痛み。
SPECT検査始まってから左手の感覚がおかしい。
子供の頃の脱力発作と同じ感覚。
検査終了後、検査技師さんに脱力発作と倒れそうな旨伝える。
私がかなり調子悪そうにしているので技師さんは、「ずっと側に居ますからね」と声かけてくれて、寒くない?とバスタオルかけてくれたり、エチケット袋渡して下さったりして…男性技師さん、ありがとうございます。
急に左手の感覚がなくなり、動かせなくなり、とにかく不安と恐怖としんどいのとで…
身体もおかしくて、倒れる寸前。
助手さんが迎えに来てくれ、なんとか部屋まで車椅子で連れて帰ってきてくれてベッドに座った。
助手さんがナースコールを押して下さり、看護師さんが部屋に来た瞬間に安心感と我慢していた気持ちが溢れ、泣いてしまい、ちょっとパニック状態に。
左半身の感覚がおかしい。倒れそう。
左片麻痺か⁉︎という不安が押し寄せてした。
自分の身体の感覚がなくなり、自分の自由に動かない事がこんなに恐怖だと初めて知った。
今日の担当看護師さんが来てくれて、色々お話ししながら、症状診てもらった。
私は泣きながら「脳梗塞とかじゃないですよね?」と確認。
SPECTで失敗されて出来た内出血の腕も撫でて下さった。
看護師さんが言うには過呼吸かもと。もやもや病には過呼吸はよくないみたい。
検査が不安や辛くて過呼吸になったのかなぁ…。
主治医にもすぐ連絡して下さった。
「先生呼びましょうね」と言われて、「担当医じゃなく、研修医でもなく、主治医がいいですー」と、わがまま言ってしまった。
不安やら怖いやらで涙止まらず。
主治医が来てくれた時も少し泣いてしまった。
左右差とかも見てもらったが、主治医はの診断は「大丈夫」と。
SPECTの検査結果の説明を看護師さんから主治医にお願いしてもらい、主治医が電子カルテを持って来て説明して下さった。
そして、今出ている手の脱力感について、もやもや病チーム(うちの病院はもやもや病外来がある)と相談して下さったようでその結果も教えてくれた。
ちょっと血が流れ過ぎている(過灌流症候群)から、その影響で痺れや脱力などが出ていると。そして、今後もうちょっと症状が強くなる可能性もあると。
でも2週間でだいたい落ち着くとの事であった。
脳梗塞は、術後次の日に起きなければまず問題ないと。
バイパス手術の合併症として脳出血のリスクはあるらしいけど…ほとんどないとの事であった。
終了していた点滴は再開に。
午後はCT。
頭痛と左手の痺れで車椅子で連れて行ってもらう事に。CT行くまでの道中、連れてってくれる看護師さんがよく喋る人で相づち打つのがとてもしんどかった。
CT待ち合い室も頭痛が酷くて辛かった。
CT後、点滴開始。
血管が出ないらしく、なかなかルートが取れず。
点滴始めたらしんどさは、だいぶ楽になってきた。
そうしたら、全然食欲がなかったのに、お腹が空き、持参していたおやつを猛然と食べ出した。
夕方、やっと少し元気が出てきた。
晩ご飯は主食5割おかず8割ほど摂取。
ずっと寝ていたら筋力落ちると思い、端座位になったみたり。少しテレビ見てみたり。
今日は本当にしんどくて不安な日だった。