闘病日記18日目


朝もまだ歩いてはいけないとの指示。

結局、歯磨きも数歩で到着する洗面器まで車椅子で移動し、座ったまま。


出来るのに、しちゃいけないってものすごくストレス。


11時に一般病棟へ移動とのこと。

それまでに歩きたい…


10時前に医師から歩行の許可がおりた。

そこから、立って歩いて荷物まとめて、のんびりして、車椅子で一般病棟へ。

SCUの看護師さん達にお礼伝えたかったけど、皆忙しそうで、特にお世話になった看護師さん達はその日は不在な様で、そのまま病棟へ…

ちょっと心残り。

18日間もいた!本当に本当にSCUの看護師さん達にはお世話になりました。感謝。


一般病棟は窓際ベッド!SCUとは雰囲気が全然違って、とても明るい。


病棟の案内してもらって、ウロウロしただけで、とても疲れた。

荷物をロッカーに入れてたら、リハビリの時間に。

病棟三周と筋トレ。

今日はまだ病棟出てはいけないみたい。


昼食は、カレー。

美味しかった。


昼食後、眠くて昼寝しようとしたが、4人部屋で周りがガヤガヤしていて寝れず。


そういえば、やっと監視カメラからも脱出!!

自由だー!と嬉しい。


午後はSPECT検査。

動脈から血液取るのが痛いと聞いていたので、ビクビク…

古い年季の入った建物にある検査室。

血管に微量の放射性物質を入れ、血流をチェックするみたい。


頭を固定され、目の前ギリギリを機械がグルグル回る。

途中、負荷検査では血管を広げる薬を入れる。


右手のルートを刺す時が1番痛かった。

左手の動脈は痛いと聞いていたが思っていた程ではなかった。

針刺す人に、「ルートの何倍痛いですか?」と聞いたら「痛みの性質が違うかな。動脈の方は重い痛み。」と言っていた。

動脈に針刺した後「とても上手くいっているから、このままうごかないでね」と言われる。

動脈は、思っていたより痛くなかった。

ルートや採血の時の方が痛かったくらい。


血管広げる薬を使うと、トイレ(小)に行きたくなったり、頭痛がするかもと事前に言われていた。

うん、めっちゃトイレ行きたい!!!!

ずーっと我慢、我慢…かなり辛かった。

あとすごく寒かった。


終わってすぐトイレに連れて行ってもらった。

検査は行きは徒歩、帰りは車椅子。

大学病院はとても広い。


検査後、ものすごくムカムカして吐きそうに。


親戚が来てくれ、美味しそうなケーキやシュークリーム買ってきてくれた。

一緒にIC(主治医からの病状説明)聞いた。


再治療が、早いうちに必要なこと、数年後にモヤモヤ病の手術も検討が必要なことを聞き、ショックを受ける。

仕事も旅行も、再治療の後じゃないとダメみたい。


IC後、親戚と話してたら、手が痺れてきた。


親戚帰宅後、再治療の事などで落ち込む。

看護師さんが来てくれ、泣いてしまった。

あと、担当医の愚痴を看護師さんと一緒に言う。笑

皆、同じこと思ってるみたいでホッとした。


話聞いてもらえて、少し楽になった。

ただ、一緒にたくさん話して泣いて笑ってたら、両手が痺れてきた。

感謝。

辛い時、ただ話を聞いて共感してもらえるだけで、人って楽になるな。


晩御飯は食欲がなく全然食べられず。

親戚に頂いたシュークリームは食べられた。

とても美味しかった。


ご飯後、待ちに待ったシャワータイム!

入院後、はじめてのシャワー。

両手の痺れのままシャワー。

1人だし何かあったら怖いなと思いながら入った。

でも、とてもスッキリした。


シャワー後、疲れたのかしんどくて横になる。

そのまま、いつの間にか消灯前に寝ていた。